デザイナー | HAIM SHAFIR |
プレイ人数 | 2~5人 |
対象年齢 | 3才から |
プレイ時間 | 約10分 |
今回からボードゲームについてもっと具体的にビシバシ書いていきますね。
お子様とのコミュニケーションの一つとして簡単なゲームをご紹介致します。
テーマは風船、とても気軽に遊べますよ。「バルーンズ」というゲームです。
バルーンズってどんなゲーム?
概要
プレイヤーは5個の風船を持っています。
手番では場の中央にあるアクションカードを1枚めくり、割れたり飛んで行ったりする内容の絵が描かれていて、その内容と同じ色の風船を持っていたらカードを裏返して風船がなくなります。
でも途中、お母さんが新しい風船を持ってきてくれるので、手元の風船は増えたり減ったりします。
これを時計回りに進めていき、最終的に風船をたくさん持っていた人が勝利します。
終了条件
このように1人のプレイヤーの風船カードが全て裏返った時点でゲーム終了です。
一番多くの風船を持っているプレイヤーがゲームに勝利し、同点の場合は勝利を分かち合います。
バルーンズの準備をしてみよう!
まず手札となる風船カードをシャッフルします。
シャッフルしたらみんなに5枚ずつ配って、それが手札になります。
風船が見えるように表向けに置いて並べて下さい。
次はハテナマークが書いてあるアクションカードをシャッフルします。
シャッフルが終わったらテーブルの中央に山札として置きます。
これはみんなに配ることはしません。
これで準備が整いました。
手前は私、奥の右側が長男Rくんで左側が次男Kくんです。
中央の小箱はアクションカードの捨て札置き場です。
バルーンズをプレイしてみよう!
手番が始まったら中央のアクションカードを1枚だけ引いて捨て札置き場に公開します。
画像は赤色の風船が、空気を膨らませすぎて割れてしまうイラストです。
これを引いたら自分の手札に赤色の風船があったら裏返します。
もしも赤色の風船カードがなければセーフ!何も起こらず次の人の手番になります。
この時他のプレイヤーの風船カードは関係ありません。
おっと~!これはラッキー!お母さんカードです。
お母さんは新しい風船を持ってきてくれるのです~。
これを引いたら、すでに裏向きになっている風船カードの中から1枚だけ表向きにすることができます。
でも手札の風船が5枚全て表向きだったら特に何もできずお母さんカードを捨て札にして手番終了です。
次の人の番に代わります。
もしまだ誰も全部の風船がなくならずに中央のアクションカードがなくなったら、捨て札をシャッフルしてもう一度山札を作りゲームを続行します。
お母さんカードがまた復活したのでまた出てきてほしいですね~。
これを繰り返して、結局すべての風船カードが裏返ったのは長男Rくんで、私が風船2個、次男Kくんも2個で引き分けに終わりました。
Rくんがこれでは終われないらしく「もう一回やりたい!」とのことで再戦を要望。
2戦目をやりました。
今度は次男Kくんが全部裏返り、私が風船2個で長男Rくんが3個でRくんの勝利です。
どうやらこれで満足してくれたみたいです。
次男Kくんも、難なくプレイができて「おもしろかった~!」と言ってくれました。よしよし!!
バルーンズのまとめ・感想
さすがボードゲームデビューにふさわしい簡単なルールで短い時間でさくっと遊べますね~。
てことで以下のように感想をまとめてみました。
■小さなお子様でも楽しめる簡単なルールでボ育てデビューに最適!
■カードの紙質が結構丈夫なので簡単に折れ曲がらない。
■残り風船1個でヒヤヒヤしているところで、お母さんカードの存在で戦局が二転三転することと、運システムなので最後まで結末が読みにくいところが面白い。
■プレイ全般、ほぼ運の要素なのでプレイ経験の差はほとんど出ず、誰でも勝てるチャンスがある。なので子供でも勝てる!
あえてデメリットと言えば、お母さんカードの影響でなかなか風船が全て割れることなく、勝敗がつきにくいことがあります。
そんな時は中央のアクションカードがなくなった時点でゲーム終了として、各自に残った風船の数で勝敗を決めると良いかと思います。
あと、幼児向けゲームですので大人には物足りないかと思いますが、お子様と一緒に遊んでいっぱいコミュニケーションをとって楽しませてあげてくださいね!
案外いけますよ!!
ぜひ!あなたのご家庭でもボ育てを!!
ボードゲームは知育に良いとも言われています。
どうすればうまくできるのか、どうすれば勝てるのかを自分で考え、身につけることができます。
でも大切なのは勝ち負けだけではなく、親子のコミュニケーションをとるきっかけになるのもボードゲームの魅力です。
近年、TVゲームの進化やスマホアプリのゲーム普及、仕事の忙しさでますます親子の会話が減りつつあります。
そんなことないよ!というご家庭はあるかもしれませんがこちらをご覧ください。
多数の親御さんがコミュニケーション不足を感じているようです。
こうなった場合、問題を解消するにはきっかけが必要なのですがなかなか簡単にはいきません。
ボードゲームならこういったコミュニケーション不足問題を解決する一つの糸口になればいいな、と思っています。
実際、ボードゲームを囲んで遊んでみると、お互いの表情がわかる上に、ゲーム上とても会話がしやすくなるものです。
終わった後も「こうすればもっと良かったなぁ~」とか「すごーい!強いね~」など感想を言い合って会話が続くこともあります。
今回ご紹介しました「バルーンズ」は、ボードゲームに慣れてない方や、初めてお子様に体験させるにはちょうどいいゲームです。
一度遊ばれてはいかがでしょうか。
ボ育て(ボードゲーム+子育て)を取り入れてみましょう!
それではみなさん、良きボドゲライフを~!
こちらの記事も是非読んでみてください。