発祥地 | インド(エジプト説もある) |
プレイ人数 | 2人または4人(推奨) |
対象年齢 | 6歳以上(規定はない) |
プレイ時間 | 15~30分 |
カロムってどんなゲームなんだろ?
あまり聞いたことがないわ。おもしろいのかしら?
カロムは滋賀県彦根市を中心に遊ばれている伝統ゲームだよ
おはじきのようにストライカー(自分の駒)を指ではじき、ゲーム盤の4隅にあるポケット(穴)にパック(狙う駒)を落としていきます。
パックは2色あって、片方の1色が自分が狙うべきパックです。
それらを全部ポケットに落として最後にたった1つのジャック(最終駒)をポケットに落とした人(チーム)の勝利です。
自分が狙ったパックが見事ポケットに沈めた時の快感は最高です。
ビリヤードの要素があるので一筋縄では勝たせてくれない所もこのゲームの魅力です。
ビリヤードとは…
キューと呼ばれる長い棒状の道具で、静止している白の手玉をつき、カラーボールに衝突させてそれらの球をポケットに入れて競い合う球技のことです。
おはじきとは…
一般的にガラスでできた平たい玉を指ではじき、相手のおはじきに当てれば自分のもにになります。
最終的に手に入れたおはじきの数で競い合います。
私はカロム知ってるんだけどね、調べてみるといくつか種類があるみたいなんだけど、どれがいいんだ?
僕がおすすめするのは、遊び道具の専門店 学童あそびさんが制作・販売する学童カロムです。
遊び道具の専門店 学童あそびさんは学童保育の専門店という肩書きもあります。
お店についてのページがありますので掲載をさせていただきます。
子供のことを考えてくれる素敵なお店だね!
遊び道具の専門店 学童あそびさんではカロムの他にもけん玉やコマなども販売しておりオンラインショップで購入が可能です。
学童カロムは、子供の発達に良く異年齢同士でも遊べることで、学童保育や高齢者デイサービスにも取り入れられています。
ポイント制ではないので難しい得点計算をする必要がなく、単純にパックをポケットに落としていくだけなので、ご家庭でも家族で楽しく遊べますよ~。
子供は楽しいし大人はガチで盛り上がるよ~!
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おはじきとビリヤードのようなゲーム「カロム」とは?
なぜ滋賀県彦根市が盛んなの?
インド発祥からヨーロッパ、アメリカへと各地に広まりましたが、エジプトが発祥地という説もあります。
日本には明治以降に伝来しましたが詳しい時期や伝来ルートには諸説があります。
昭和初期に闘球盤(投球盤)という名称でカロムは全国的に広まったものの、戦後は滋賀県の彦根市を中心とした湖東・湖北地域にしか残りませんでした。
彦根市では現在もカロムが盛んで、新たなカロム盤が製作されたり日本選手権大会が開かれているほどです。
あと、カロムの他にもキャロムと呼ばれているものがあって、こちらはポイント制ではないカロムに対してキャロムはポイントを加算していく方式です。
そんな昔からあったなんて・・・!ぼく、生まれてないよね・・・。(当たり前)
世界のカロムいろいろ
カロムって世界中に有名なんだね!
おはじきとビリヤードのようなゲーム 「カロム」 のルール
冒頭でも言いましたが、 おはじきのようにストライカー(自分の駒)を指ではじき、ゲーム盤の4隅にあるポケット(穴)にパック(狙う駒)を落としていきます。
パックは2色あって、片方の色が自分が狙うべきパックです。
それらを全部ポケットに落として最後にたった1つのジャック(最終駒)をポケットに落とした人(チーム)の勝利です。
カロムのプレイ準備
カロム盤の中央に紫のジャックを置いて、赤と緑のパックはジャックを囲むように円形に並べて完成です。
プレイ中は、自分の目の前にあるティースポットの色と同じ色のパックを狙います。
例えば自分のティースポットの色が緑ならば、緑のパックをポケットに入れることを目指します。
1vs1の対戦でしたら、プレイヤー同士同じ色にならないように位置につきます。
2vs2の対戦でしたら、自分の目の前にあるティースポットの色がチームの色になります。
ストライカーの打ち方
片方の手の指1本、または2本で木目調のストライカーを弾きます。
僕の場合、上の画像のように弾くと勢いがあるためか爪が痛くなるので以下の画像のように弾いています。
画面がぶれてちょっと見にくいですが、こちらも参考にしてください。
(注意:音が出ます。パックがポケットに入る音を聞いてください。)
ストライカーを打つ場所
一番最初に打つ人は、自分の目の前にあるティースポットから打ちます。
次の人からは、自分のエリアラインの上からならどこからでも打つことができます。
ラインの上に少しでもストライカーが乗っていればOKです。
打ち終わったら、ストライカーは盤上に残さず取ります。
プレイ手順
- STEP1ストライカーを打つ
一番最初の人はティースポットから打つ
次の人以降は自分のエリアライン上から打つ自分のパックが一つも入らなかった場合は手番終了し、次の人の手番になります。
自分のパックが入らずに相手のパックだけが入っても手番終了です。(ポケットに入った相手のパックはそのままにします。)
ペナルティがある場合はSTEP2に進みます。
ペナルティがなければSTEP3に進み手番終了です。 - STEP2ペナルティの処理をする(必要なら)
以下の通り、ペナルティの行為があった場合は、ポケットにある自分のパックを盤の中央にあるジャックスポットに戻して手番終了になります。
ジャックスポットにすでに他のパックがある場合は、その上に積んでいきます。
ポケットに自分のパックがない場合は、盤上のパックを借りとして必要分をジャックスポットに置きます。
ペナルティの個数分、以降ポケットに入った分を都度ジャックスポットに戻します。 - STEP3手番の終了
時計周りで次の人の手番に移ります。
おはじきとビリヤードのようなゲーム 「カロム」 をプレイ
カロムを初めて見た子供たちの反応
楽天から学童あそびさんが販売する学童カロムを注文してからおよそ一週間、待ちに待って自宅に届きました。
僕は毎回、初めてのゲームを子供たちに披露する時は必ず事前にルールを読むようにしています。
そうしないと、「すぐに遊びたい!」と言われても対応できないことがあるからです。
そして、いよいよカロムを子供たちに見せた最初の反応は、、、
「おおおぉぉ!!!」
いい感じでどよめきました笑。
カロム盤はそれなりに寸法がありますからね~。初めて見ると大きさに結構びっくりします。
プレイ順番
長男Rくんと次男Kくんの3人でプレイ。
本来カロムは2人か4人でやるのがいいのですが、次男Kくんはまだストライカーを指で弾く力が弱いので僕と同じチームにして、長男Rくんは別のチームです。
まずスタートプレイヤーを決めるじゃんけんから。僕の勝ちです。
プレイ順番はスタートプレイヤーから右回りに移っていきます。
なら、最初にストライカーをバーンと打ち込んでパックをいい感じに崩してやろう!と意気込んでゲーム開始です!
カロムをプレイ
言うほど崩れなかったですねー笑。
打ち終わったストライカーは手元に戻します。
長男Rくんも負けずに応戦です。
「なかなか入らん~~。」と苦戦している様子。
距離が遠いとちょっと難しいかもしれませんね。
次男Kくんは当てて入れるというのはまだ難しいのですが、指でストライカーを弾くのが楽しいのか飽きずにずっと続けてくれます。
狙うパックのどの部分に当てるべきなのか、打つ力加減は?どの角度から打った方がいいのか、などなど考える要素はあるんです。
パックがポケットに入れば続けて打てるので、一度スコーン!と入れば自信がついてリズムに乗れます。
思惑通りにポケットに入れたときのRくんは敵ながら頼もしく見えちゃいます。
連続手番のチャンスを生かし、なんと長男Rくんが最後にジャックを沈めて完全勝利~!
いやぁ~まいった!!
勝った時の満面の笑顔には敵わなかったな~。
これでプレイ終了です。
狙い通りにパックに当てられない、ポケットに入らないなどで飽きてしまいそうな場合は、多少のハンデが必要です。
詳しくは事項のボ育てポイントで解説しています。
おはじきとビリヤードのようなゲーム 「カロム」 のボ育てポイント
子供たちとプレイをして感じたのは、大人とのゲームの強さの差が出てしまうことです。
考える要素はあっても緻密な角度の調整や狙い方、弾く力の微調整は大人と子供では違いがあります。
小さなお子さまですと本気になった大人には敵わないのです。
そうなると以下のようなことが起こり得ます。
特にゲームで遊んでくれなくなったらどうしようもありません。
こうなるまえにルール変更やハンデが必要です。
実際に僕が実行した内容や提案を以下の通りにまとめましたので参考にしてください。
など、上記は一例ではありますが、ハンデを設けて大人と子供の力の差をなくすことで大人だからできる、子供にはできないという壁を取り去ることがボ育てには大切なことなのです。
学童カロムの説明書内にも同様なことを記載していますので参考にされるといいでしょう。
おはじきとビリヤードのようなゲーム 「カロム」のデメリット
学童カロムに関しての感じたことですので、カロム全般に対してのコメントではありません。
持ち運ぶには少々困難…
60cm×60cm四方の大きさですと画像のような大きさなんですが、体が小さいお子さまが持ち運ぶには少々困難です。
例えば、お子さまが「近所の○○くんの所にカロム持って遊んでくるね~」と言われても、この大きさですから「持っていけるの?!」と思ってしまいます。
ただ重さは見た目と違って軽いので、大きさの問題だけであって持ちあげられないということはないです。
値段が高め
価格は税込みで9,900円+送料で高めなのですが、学童保育やクラブ、デイサービスなどの広い範囲で活躍できるものですのでみんなで楽しめるように大きさも含めて設計しています。
もちろんご家庭での購入も可能です。
そして、全て手作りで一つ一つ丁寧に仕上げています。
そのため受注生産なので納期はおよそ一週間となっています。
詳しくは学童あそびさんへお問い合わせください。
安価でお手軽なカロムも販売しています
いや、買うのなら安いほうがいい!持ち運びにくいんなら小さめでいいんだよ!
と、おっしゃる方は手頃で価格が安いカロムも販売していますのでこちらもご覧ください。
最初はお手頃なものから始めてみるのもアリです。
しかし、本来は木製で大きめのカロム盤が主流です。
手作りで手触りがなめらかで一つ一つの駒がしっかり作られている学童カロムが断然オススメです。
どうぞ手に取って遊んでみてくださいね。
おはじきとビリヤードのようなゲーム 「カロム」 のまとめ
これまで学童カロムについてお伝えしました。
改めて学童カロムがなぜ良いのかを言いますと、、、
面白さ伝わったかな?
子供から大人まで楽しめるゲームっていいよね!
学童カロム carrom ボードゲーム カロム お家時間 子ども 遊び
他にもこんな記事を書いてますので良かったら読んでくださいね。