え?ボ育て??それってなに?ボードゲームのことなの?
ボードゲームって知育効果があるって本当なの?やってみたいけどどうやって選べばいいのかしら。
ボ育てに興味を持ってくれてありがとう!
ボードゲームには知育効果があると言われてるけどそれだけじゃないんだよ。
ぜひぜひ、お子さんと楽しく遊んでね!
子育て楽しんでますか?ボ育てとはボードゲームを使った子育てのことです。かと言って特別なことをしているわけではなくお子さんとゲームで遊ぶだけなんです。
ボ育てを始めることは、とっても簡単なんです。やってみたいと思いましたら、まずはボードゲームを買ってみて遊んでみましょう。
でもどんなボードゲームがいいのかわかりませんよね?この記事ではゲームを選ぶための最低限の説明をします。読み終わる頃には「なんだ、たったこれだけのことか」と納得できます。
この記事を読むと、
・ボードゲームを始める際のポイント
・ゲームを選ぶ基準の一つ「対象年齢」について
・ボ育てデビューにおすすめの3つのジャンルを紹介
・私のボ育て体験談
・ボードゲームは知育教材ではない
などをお話します。ぜひ参考になさってくださいね。
ボードゲームのおすすめは断然日本製!選び方とおすすめジャンル3選
子供はボードゲームで何を得るのか?
ボードゲームと聞けば、人生ゲームやモノポリー、将棋にチェス、オセロなどが主流ですよね。ここで言うボードゲームとは元々海外から輸入して日本語の解説書を付けて販売したところから始まりました。
そして、ここ10年の間に国内ではボードゲームは大きく飛躍し、ボードゲームショップやカフェなどが至る所に増えました。テレビにも取り上げられ、たちまちに普及したといえるでしょう。
でも今回の記事のテーマである、ボードゲームを使った子育て「ボ育て」を知る人は少なくまだまだ認知度の伸びしろはあるようです。
ボ育ては知育教育とも言えますが、それほど堅苦しいことではないんですよ。だってお子さんに頭良くなってほしいのなら幼い頃からお勉強用具を揃えて英才教育をすればいいと思うんですよね。
ボードゲームとはそういうことではないんです。確かに結果的にボードゲームを始めてから記憶力や判断力や仲間との協調性を学ぶことはできますが、それ以上にコミュニケーション能力を伸ばすきっかけになります。
何よりも純粋にゲームの楽しさや親子で遊ぶことの素晴らしさがわかる機会になるでしょう。
ボードゲームには海外製と日本製があります
お肉に例えるなら国産と外国産、あなたはどちらをよく買いますか?安い外国産が多いですか。でも心の中では、どちらかというと国産の方が安心しませんか?
国産なら日本人の好みに合わせてくれます。ニーズというやつですね。ボードゲームもそれに近い感じです。近年、国内ではボードゲームを作るメーカーが多く誕生しました。その多くは日本人。日本人が日本人向けのゲームを作るわけですから、好みがはっきりわかっているわけです。
いろんなジャンルがありますが、国内のボードゲームはルールやシステムが丁寧に作りこまれているものが多いです。それには何回も検証を重ね、遊ぶ人の立場になって考える日本人特有のおもてなしです。
わかりやすさで言えば、日本製のボードゲームを選ぶといいでしょう。ルールがわかりやすく、子供向けのゲームも多数にあるからです。
それともう一つの理由。それは海外製ですと日本語の説明書が付属していますが、肝心のボードゲームの盤面が外国語の表記になっているのがほとんどです。
ゲームによっては、盤面に描かれている文字を頼りにプレイすることがあります。それが外国語になっていると子供どころか大人でも遊びにくくなります。ボードゲームに慣れた人ならたやすいことですが、ボ育てを始める人にそれを基準にすることはできません。
ですのでボードゲームを選ぶなら間違いなく日本製、または完全日本語版をおすすめします。
お肉のくだりはいらなかったんじゃない?笑
ボードゲームって何歳からできるの?
極端な例を言えば0歳から可能です。
「え?ホントに?!どうやって??」と思うでしょう。笑
カード型の小さなメモ用紙に0歳の赤ちゃんのしぐさを書き込んでいきます。
例えば、
・泣く
・ニコッと笑う
・あくびをする
・もぞもぞ手を動かす
などなどなんでもいいので「しぐさカード」を作ります。
あとは大人たちで「しぐさカード」を見ながら次は赤ちゃんが何をするのか予想をしてカードを選び、当たれば点数がもらえるというゲームです。
…まあ、そういうことです。笑 さすがに0歳では考えてプレイすることはできないので一緒に遊ぶって言い難いんですけどね。
でも一応0歳の赤ちゃんも参加している…ような感じです。笑
対象年齢
ボードゲームには「対象年齢」というのが設定してあってゲームごとに推奨する対象年齢が記載しています。
これを見ますと下限は2歳からのものがありますのでこの辺りでしょうかね~。何歳から遊ぶことに、それほど決まりきったことはないと思っていただければいいですよ。
では、記載している対象年齢は本当にその年齢から遊べるのか?と言うとこれには個人差があるということは覚えといてください。
2歳からと言っても絶対遊べることを保証するものでもありませんし、8歳からのゲームを6歳の子ができることもあります。
子供の成長って一人一人違うでしょ?緩やかにのんびりすくすく育つ子もいれば、急にこんなことができた!ってこともあるんです。
なので対象年齢はあくまで目安だと思ってくださいね。2歳からって書いてあるのにうちの子はできない!どうしよう~と思う必要は全然ありません。
できるようになるまでの成長を楽しみに待っててくださいね。
例えば、ハンデを付けたりルールを変更してなんとなく始めてみるのも一つの手です。
ゲームにはルールは存在しますが、お子さんの様子を見て「まだちょっとやるには早かったかな~」と思いましたら、ルールの難易度を落として遊ぶこともOKです。
大事なのはルール通りに遊べるようにすることではなく、お子さんが楽しくゲームで遊ぶことです。
ボ育てデビューにおすすめジャンル3選
絵遊び
単純に動物などのイラストや写真を使って遊ぶことです。視覚的に興味を引き、簡単なゲームでやってみるのもいいでしょう。
例)かるた、動物絵合わせ、ジグソーパズルなど
簡単なカードゲーム
2歳から遊べるカードゲームがあります。ルールはとても簡単。運の要素があってお子さんが勝つこともあります。
勝敗は二の次でいいですが、お子さんが勝ったら祝福してあげましょうね。
例)バルーンズ、プルンプザック、ちんあなごっこ、ドブル・キッズなど
すごろく
定番中の定番ですね。サイコロを振って出た目の数だけ進みます。小さいお子さんは最初は数通りに進むことも難しいですが次第にできるようになってきます。
これも運の要素がありますので誰でも勝つことができます。
例)夜店でお買い物すごろく、恐竜ボードゲーム、バグ・ループなど
ボードゲームに知育効果はあっても教材ではないです!大切なことは?
私は昔からボードゲームに興味があったのですが結婚して子供ができてからも変わらず、今も子供たちと楽しく遊んでいます。
最初から子供たちにボードゲームを教え込むことは全く考えてなくて、「一緒にできたらいいな」程度のものでした。
2歳の頃に簡単なカードゲームをなんとなくやり始めてみたのがきっかけでしたが、喜んで遊んでくれたのをしっかりと覚えています。
それからちょくちょく、時間がある時に「ゲームやろうか~」と誘えば乗ってくれます。これまでイヤと言われなかったので嬉しかったです。
最初は勝ち負けよりも楽しく遊ぶこと!これに尽きます。子供たちが成長すれば自然に競争心が芽生えてきます。
そして小学生になるとびっくりするくらい強くなってきます。私の子供で2年生になった今は、いよいよ全力でプレイすることが増えて、ついに負けることが訪れます。本当に子の成長の早さには感服です。
教えながらプレイしていたあの頃と違い、自分で考えて勝つための計画を立てている姿を見てると感慨深くなります。個人差はありますが、あなたのお子さんもそうなるのです。
ボ育てって難しいの?と言う人がいますが私の体験を聞いても難しそうですか?はっきり言って子供たちとゲームで遊んでいるだけですよ。笑
ボードゲームは知育に良いと聞きますが教材ではありません。あなたとお子さんとのコミュニケーションをとる手段の一つがボードゲームというだけです。
お子さんを無理やり知育に引き込んで能力を引き出すものではなくて、コミュニケーションをとりながらお子さんの成長を見守ってあげることです。
極端な言い方ですが、放っておいてもお子さんは成長します。でもボードゲームのおかげで家庭内は明るくなり、子供たちはすくすくと育っていくことは間違いありません。
ゲームが終わったらみんなで片付けてね。後片付けまでがボードゲームです。
まとめ
今回の記事の内容をまとめました。
ボードゲームは教材ではなく、あなたのお子さんとコミュニケーションをとるための手段の一つであって、知育効果は自然に生まれるもの。無理やり能力を引き出そうとするなんて御法度。
コミュニケーションをとりながらお子さんの成長を見守ってあげることです。
不思議なのはお子さんとゲームを続けるうちに、昨日までできなかったことが突然できるようになります。なぜかお子さんの成長がすごくわかるんだよね。
遊ぶだけなんだけど成長が見れる!親子の会話が弾む!そして…楽しい記憶が残ります。これこそがボ育てをやる本当の意味だったりする。
ボードゲームには不思議な魅力があります。