販売元 | 株式会社ビバリー |
プレイ人数 | 2~6人 |
対象年齢 | 5才から |
プレイ時間 | 15分以上 |
今回はパッケージやコンポーネント共に迫力のイラストが描かれている恐竜ボードゲームについて取り上げたいと思います。
恐竜ボードゲームってどんなゲーム?
概要
恐竜をテーマにしたすごろくゲームです。
ただの直進コースだけかと思いきや、途中分岐点が存在します。
あとワープマスや順位が変動する番狂わせのマス、指定のマスに止まらないと出られない水中ゾーンなど多様な仕掛けがたくさんあります。
勝利条件
リアルな恐竜のコマを使って、スタートマスからルーレットの出た目の数だけ進んでいき、ゲームボードの中央にあるゴールマスに一番早く辿り着いた人が勝ちです。
恐竜ボードゲームの準備をしてみよう!
ゲームボードを広げて、まず恐竜カードをよくきります。
きったら山札としてゲームボードの近くでみんなの手が届く所に積んでおきます。
続いて自分のコマを選択します。
今回、私はステゴサウルスで長男Rくんはアンキロサウルス、次男Kくんはティラノサウルスを選びスタートマスに置きます。
コマはどれを選んでもゲーム上何もありません。
ルーレットも手の届く場所に置いて準備完了です。
恐竜ボードゲームをプレイしてみよう!
じゃんけんなどでスタートプレイヤーを決めて時計回りに進行していきます。
ルーレットを回して出た目の数だけ、自分の恐竜コマを進めます。
止まったマスに何か書いてあれば指示に従います。
ストップマスは出た目の数が余っても必ず止まり、次の番でルーレットを回してマスに書かれた指示に従います。
ストップマスでの手順は以下の通りです。
ルーレットを回してコマを進める→ストップマスで必ず止まる(丁度でなくても)→手番終了
次の手番がきたら、
ルートを決めるためにルーレットを回す→ルートが決まったらもう一度ルーレットを回してコマを進める→手番終了
途中、止まったマスによって恐竜カードをもらうことができますが、ゲームのルール上、特に効果はありません。
いっぱい集めて自慢しましょう。
これを繰り返しながらゲームを続けていきます。
結果、ルーレットの出目に恵まれ私が1位でした。
続いて2位は次男Kくん、3位は長男Rくんでちょっと悔しそうでした。
この後、長男Rくんが「もう一回やりたい!」と言われたので再戦することに。
楽しくて満足した次男Kくんは抜けて2人でもう一度プレイしました。
接待(手加減)したかったのですが、ルーレットの出目は運の要素がほとんどなのでどうすることもできなく、また私が1位で勝ってしまいました。
大差はなくすぐにRくんもゴール!「面白かった~」と言ってくれたのでホッとしました。
恐竜ボードゲームのまとめ・感想
総評
ルールはシンプルで準備も簡単なので手軽に遊べるところがとてもいいです。
初めて遊ぶとき、まずゲームボードがわりと大きいことに「おおっ!!」となります。
ゲーム中、いろんなマスの効果があることで飽きにくいので、子供たちは何度も遊びます。
(それくらいとっつきにくさがないということですね~)
ゲームを楽しくする3つのポイント
小さなお子様ですと、まだルーレットを指ではじくのが難しい場合は、さいころを代用するといいでしょう。
でもルーレットの最大数値が”8”に対して6面体のサイコロですと最大数値は”6”になるので多少不利になってしまいます。
可能であれば8面体のサイコロで準備できるといいのかもしれません。
(ちなみにうちの場合は6面体のサイコロを使いますが、子供は気にせず楽しく遊んでくれています。)
スマホのサイコロアプリでもGOODだと思いますよ~。
このゲームは全体的に戻りマスが多いところがあり、ルーレットの出目が悪いと進んで戻ってを繰り返しなかなか進行できない場合があります。
そうなると子供たちがつまんなくなる可能性が出てくるかもしれません。
この場合は戻り効果をなしにしてゲームを進めていく、ということを子供たちと同意して若干ルールを変えても良いかと思います。
至る所にストップマスがあるのですが、先ほど説明した通り指定の出目が出ないと先に進めないのですが、運が悪いとこれがなかなか出ない時があるんです。
これもこのゲームの面白いところではあるのですが、どんどん進みたい子供たちにとっては下手すると雰囲気が悪くなりかねないのでこの場合も指定の出目の範囲を特別に広くしたり、免除してあげましょう。
楽しくゲームをすることを優先にしましょう。
すごろくだけじゃない このゲームの楽しみ方は他にもあるんです
恐竜コマの出来栄えに注目!
恐竜コマ自体が黒いので画像ではわかりにくいのですが・・・笑。
かなりリアルな作りです。
これならゲームの雰囲気を盛り立てる演出の一つになります。
そのおかげで最初のコマ選びから子供たちは真剣ですし、恐竜ファンでも納得しそうです。
多彩な恐竜カード
恐竜カードは全部で25枚あります。
カードの右上のアイコンの色によって種類が分類されています。
緑・・・植物食恐竜
赤・・・肉食恐竜
濃い青・・・海棲爬虫類(かいせいはちゅうるい)
薄い青・・・翼竜(よくりゅう)
さらにカードの下の部分に、大きさや時代、化石発見地などが記載されていて恐竜好きなお子様やマニアの方には嬉しい情報です。
恐竜大きさ比べ表
なんとゲームボードを裏返すとこんな感じになっています。
空・地上・海中に生息する恐竜の大きさを一度に比較ができるという素敵な恐竜ワールド!
人間の大きさも記載しているのでどれくらいの大きさなのかイメージができますねー。
恐竜カードと一緒に眺めても良し、恐竜の名前を覚えたり、形を知ることができたり、恐竜のことを詳しくなれそうです。
【重要】子供を楽しませるためならルールを変えたっていいんです!
お子様と交えて遊ぶ時に大切なことは、「楽しかった~!」、「またやりたい!」と喜んでもらえることです。
そして、それがなにより嬉しいものです。
ゲームなので勝敗はもちろん重要です。
お互いの腕を競うことこそボードゲームの醍醐味ではありますが、「つまんない」、「もうやらない!」となってしまってはどうしようもありません。
先ほども触れましたが、ゲームのルール上、こうした方がいいと思うことがありましたらルールを多少なり変えてやってみるのはありだと思っています。
そういうところから始めてみて、ルールの把握が徐々にわかるようになってきたら正規のルールに戻すということでいいのではないでしょうか。
ボードゲームは楽しく遊ぶ! 鉄則です!
それではみなさん、良きボドゲライフを~!
遊びながら覚えられる恐竜カルタもよろしくね!
恐竜ボードゲームと恐竜カルタが入ったデラックスセットもあります。
こちらの記事も是非読んでみてくださいね。