誰でもできる秋刀魚の冷凍のやり方と焼き方を紹介！ポイントも解説

ここ数年は秋刀魚が高級魚と化しています。
魚体も細くて脂も十分に乗っていないのに手が出ないくらいの値段に
「せっかくの生秋刀魚なのに」と諦めている人も多いと思います。

しかし、秋が深まっていくと、
高騰していた秋刀魚の値段が落ち着いてくることもありますよね。
そんなときに「秋刀魚って冷凍できるのかな？冷凍したらおいしくなくなりそう」って思うことがあります。

今日はおいしく秋刀魚を冷凍する方法と、
冷凍した秋刀魚をおいしく焼く方法をご紹介します。

秋刀魚の冷凍のやり方次第で焼き方が変わるって本当？冷凍保存の手順

秋刀魚が手に入ったら処理をして冷凍しましょう。

内臓はしっかり処理しましょう。
背側のほうから頭のもとに包丁をいれます。

背骨を断ち切ったら、次は尾のほうを処理します。
腹の穴（肛門）のところに包丁をいれます。
背骨までは切らないようにしてくださいね。

そこまでしたら、頭を持ってひねりながら内臓を引き出しましょう。
綺麗に引き出せると思います。

内臓を取り出したら流水でよく洗います。
そしてキッチンペーパーなどでしっかり拭き取ります。

その後塩を振ります。
しばらく置くと水分が出てきます。
この水分は臭みとなりますので、しっかり拭き取りましょうね。

そこまでできたら、次はラップで包みます。
一尾ずつ空気を遮断するように包みます。
そして密閉袋に入れて冷凍庫へ入れます。

これで、冷凍してもおいしい秋刀魚が出来上がりました。

とは言え、専門の人が冷凍したわけではありませんので、
冷凍焼けや霜などで味が落ちてしまうことを避けるため、
なるべく早めに調理して食べましょう。

上手く冷凍できても、おいしい焼き方を知らなければ家族も満足させられません。
冷凍秋刀魚のおいしい焼き方をご紹介します。

冷凍秋刀魚は水に直接触れないようにラップに包んだまま袋に入れます。
そして、流水を優しく当てて解凍します。
表面が柔らかくなったら解凍完了です。

袋から出してラップを取り、表面の水分を拭きましょう。

塩を振って少し置きましょう。
10分程度で塩味が付きます。

魚焼きグリルは数分余熱してください。
グリルに秋刀魚を入れたら、弱火～中火でこんがり焼き色がつくまで焼きます。
約10分程度です。

最後に強火にして1分程度、これで皮がパリッと仕上がります。

フライパンは温めて油を敷きましょう。
オーブンシートを使うのも焦げ付かないので便利です。
秋刀魚を乗せたら中火にして3分焼きます。

焦げ目がついたら裏返して弱火で7分ほど焼き、
最後に強火で1分焼きます。
これで皮目がパリッと仕上がります。

塩焼き以外で冷凍の秋刀魚を使ったおいしい料理がありますのでご紹介します。

（材料2人分）
秋刀魚（冷凍でOK）2尾
おろし人参　大さじ1と1/2
味噌　　　　大さじ1と1/2
みりん　　　大さじ1と1/2
ごま油　大さじ1/2
白ごま　　小さじ1

（作り方）

調味料で魚の臭みが抑えられますので、
冷凍秋刀魚でもおいしく食べられます。

（材料2人分）
冷凍秋刀魚2尾
片栗粉　大さじ3
醤油　　大さじ1
砂糖　　大さじ1
水　　　大さじ1
みりん　大さじ1と1/2
生姜（チューブでＯＫ）　小さじ1/2

（作り方）

秋刀魚の両面に片栗粉をつけることで、甘辛いたれがしっかりつきます。

（材料2～3人分）
冷凍秋刀魚　3尾
ミニトマト　5～6個
パセリのみじん切り　適量
ニンニク　1片
オリーブオイル　大さじ1/2
醤油　　　　　　小さじ1
レモン汁　　　小さじ2
塩コショウ、小麦粉は適量

（作り方）

上手に冷凍することでおいしい秋刀魚が長く楽しめます。
安く手に入ったときには是非冷凍で保存してくださいね。