家に眠っていた昔懐かしいファミコンやスーファミのカセットでまた遊ぶために互換機を買ったけど、うまく作動してくれない…。
他の互換機を買おうと思っているけどどれがいいのかなあ。
私はもう使わなくなった昔のゲーム機が壊れてまったく遊べなくなりました。すごく残念。世間では新しいデジタルゲーム機で復刻版が一部遊べるようになったけど、私が遊びたいゲームってないんですよ。だから家にある使えなくなったゲームで遊べるのが一番なんですけどね…。
私は今はゲームなんてしなくなったけど、子供の頃は良く遊んでたわ。もし今、できる機会があるのなら久しぶりにやったらきっと懐かしいだろうなぁ。
僕も昔はファミコンでよく遊んでたよ。その頃のゲームが遊べたらきっと懐かしいよね。互換機を選ぶならレトリフリークというゲーム機なら叶えることができるよ。
ファミリーコンピューター、スーパーファミコン、PCエンジン、ゲームボーイ、メガドライブ…なんか懐かしいゲーム機の名前ですよね。
私は子供の頃、ほんとによ~く遊んでいました。元々こういったゲームは好きなので遊べることがあるならまたガチでやってみたい気持ちは大いにあります。
「互換機」という言葉はよく聞きますが、ここで改めてどういうものかを説明しておきますね。
コンピュータやゲーム機などにおいて、特定の製品に向けて作られたソフトウェアや周辺機器などを、そのまま利用できるように他メーカーが設計したもの。
フリー百科事典 『ウィキペディア』の「互換機」から引用させていただきました
つまり、当時いろんなメーカーが作ったゲームソフトをそのまま、他社が開発したゲーム機にそのまま遊べちゃうことです。そのゲーム機のことを互換機と呼びます。
巷では様々な互換機が販売していますが、正直どれがいいのか悩みますよね。ネットでも多く取り上げられていますが、互換機の不具合や機動性には少し問題があるようです。なので余計に悩むのではないでしょうか。
このような問題を解決するのは、主にゲームの周辺機器などを企画、開発、販売をしている「サイバーガジェット」のオリジナル製品、レトロフリークならその願いを可能にしてくれます。
レトロフリークは2015年10月31日にすでに発売していて、家電量販店やゲーム販売コーナーに置かれているのをよくみかけます。知らない人には「なにこれ?」と思うでしょうね。または取り扱いが難しいと思う人もいるかと思います。
レトロフリークの使い方はとっても簡単です。電源コードとHDMI接続だけですし、付属のコントローラーで手軽に遊ぶことができますよ。しかも昔から自宅に眠っているゲームのカセットやカートリッジさえあれば再び遊ぶことが可能になるんです。
昔、家の押し入れや物置きの奥にしまっていたファミコンやスーファミのカセットたち…。もう二度と使うと思っていなかったでしょう?処分するならちょっと待ってください!再利用可能なんです。
再利用ができるので無駄がない、幼い頃やりたくて両親に買ってもらった思い出のゲームたち、もし再びプレイができるのなら絶対に懐かしさがこみ上げてきます。機能と扱いに関してはこの記事を読めばわかります。互換機を選ぶならレトリフリーク一択で十分です!
この記事ではレトロフリークの各機能と私が実際に遊んでプレイした体験談を紹介します。
- レトロフリークの全機能の解説
- インストール機能の解説と手順について
- インストールを成功するためのカートリッジ端子部の掃除方法
- この記事の著者「みや」の「スーパースターフォース 時空歴の秘密」のプレイ体験談(ネタバレなし)
などについてお話していきますね。ぜひ参考になさってください。
でも中には「もうとっくに処分したからないよ」とか「売ってしまってすでにない」という場合はどうしようもなく、レトリフリークそのものでゲームデータをネットでダウンロードすることはできないので、ご自身でゲームのカセットやカートリッジを調達してもらうしかありません。
その辺りはネット販売、ヤフオク、玩具店などで売っていますので購入は可能です。
それとレトリフリークはサイバーガジェットのオリジナル製品であり、任天堂や他の会社のライセンス製品ではない、ということは頭に入れておきましょう。
万が一の不具合は、任天堂などのゲーム各社ではなくサイバーガジェットユーザーサポートにお問い合わせください。
ファミコンやスーファミ互換機におすすめのレトロフリークの機能とは?
従来のゲーム機と何が違うの?
過去のファミコンやスーパーファミコンと何が違うのか、次のようにまとめてみました。
項目 | 従来のレトロゲーム機 | レトロフリーク |
扱えるメーカー機種数 | 1機種 | 11機種 |
映像 | ぼやけている | クリアで鮮明 |
セーブ機能 | ゲームカセットによって有無がある 内部電池が切れるとセーブ不能 | すべて本体にセーブ可能 プレイ中のセーブも可能 |
コントローラー | 機種専用のコントローラーが付属 | 標準コントローラー1個付属 各種ゲーム機のコントローラーでも対応 |
ボタン配置の変更 | できない | できる |
これで違いなんとなくわかります?レトリフリークの方が従来のゲーム機よりも優秀だなぁとわかるとは思うのですが、これだけではないんです。
従来のレトロゲーム機にはなかった素晴らしい機能がまだあるんですね~。詳しくは次の章で説明しますね。
レトロフリークの機能を大紹介!
1台で11機種のゲームが遊べる!
レトロフリークは1台で11機種のゲーム機用のカートリッジを差し込んでプレイすることができます。わかりやすく言うと、これ1台でファミコンのカセットやスーパーファミコンのカセット、ゲームボーイなどのカセットを差し込むと遊べてしまうんです。
11機種のゲーム機とは以下の通りです。
- ファミリーコンピューター
- スーパーファミコン
- Super Nintendo Entertainment System(NTSC/PAL)
- ゲームボーイ
- ゲームボーイカラー
- ゲームボーイアドバンス
- メガドライブ(NTSC/PAL) ※メガアダプタ使用時はセガ・マークⅢにも対応
- GENESIS(北米版メガドライブ)
- PCエンジン
- TurboGrafx-16(海外版PCエンジン)
- PCエンジン スーパーグラフィックス
著作権法には引っかからないの?
これって普通にすごいですよね。でもレトロフリークが発売した当時、ユーザーの驚きと共にこんな声も上がっていました。
「これって違法なのでは?」
確かにそうですよね。ファミリーコンピューターは任天堂、メガドライブはセガ、PCエンジンなんてハドソンと日本電気ホームエレクトロニクスの共同開発だし制作会社がバラバラです。当然、著作権に関しての議論は囁かれました。
さらにあとで話すつもりでいましたが、ゲームのデータそのものをレトロフリーク本体を通じてマイクロSDカードにコピーをしてプレイする機能もついています。
著作権法では、他人の著作物を無許可で複製する行為を禁じていますが、こちらをご覧ください。
著作権法第30条は、私的に使用する目的の場合は、例外として複製を認めています。さらに、著作権法第47条の3で、自己所有のプログラムの複製物を、自身がコンピューターで利用するために必要な限度で複製することが認められています 。
著作権法の一部から引用させていただいております。
つまり自分が持っているゲームのカートリッジをレトロフリークに差し込んで遊ぶ程度では違法にならない、ということなんですね。当然レトロフリークで遊ぶためだけのマイクロSDカードへのコピーも同様に合法です。
なのであなたが捕まることは一切ないので安心して遊んでくださいね!笑
ただし、ゲームをコピーしたマイクロSDカードを他人に販売、貸与、譲渡や自分のゲームカートリッジを売るなどの営利目的は違法です。そこだけは注意をしてください。あくまで遊ぶためだけですよ。
レトロゲームなのにクリアな映像
従来のレトロゲームでは映像がぼやけて見えてました。その理由は接続方法にあります。
昔のファミコンだと本体をテレビ に「RF接続」といって銅線をつなげるやり方だったことと、スーパーファミコンなどは赤、白、黄の端子をテレビに差し込む「コンポジット接続」という低解像度のアナログ接続しかありませんでした。
さらに当時はブラウン管テレビでアナログ対応のみでしたので映像的にはどうしてもぼんやりしていました。
レトロフリークでは、現在のテレビでは主流となった「HDMI接続」を採用し、映像がクリアになりました。テレビもデジタル化し、レトロフリークからの出力が高解像度になって表示するようになったので、以前と比較にならないほどの高品質でゲームをプレイすることができるようになったんです。
映像がめちゃめちゃ綺麗になった分、当時、私を含めたレトロゲーム世代の人がデジタル化した映像でプレイをすると多少の違和感を感じることがあります。
映像がぼやけていたのが当たり前でしたからね、急に綺麗になるとドットのギザギザまでもが鮮明になっているので「綺麗になるとこんな感じなんだ!」という新鮮な気持ちもあれば「う~ん、レトロ感なくなったなあ」と感じることも否定はしないです。
ただ、これも考えてほしいんですよね。何よりも大事なのは押し入れの奥にしまっていた二度と使うことがないと思っていた昔のゲームカートリッジが再び日の当たる場所に出せたということをです。
私は、映像のレトロ感よりも昔よく遊んでいた懐かしさの方が格段に大きいです。懐かしい~と思いながらゲームができるなんて最高じゃないですか。ほんと、レトロフリーク様様です。ありがとうございます!
電池切れのカセットでもOK!セーブができる!!
昔、ファミコンのドラクエ3でセーブしたはずの冒険の書が突然消えるという悲しい経験をしたことがありますか?ドラクエ3は冒険の続きができるパスワードの代わりにカセットに組み込まれている内部電池によってセーブができました。
ただカセットの差し方が悪いのか、画像が映らないことがあってもう一度抜いて差し直したりガチャガチャやっていたら冒険の書が消えて一からやり直すトラブルも少なくありませんでした。あるある話ですけどプレイヤーにとっては涙涙の迷惑話です。
さらに内部電池は消耗品なので、年月が経つと劣化して電池が切れてセーブができなくなりました。しかも電池交換なんてサービスはなかったので切れたら最後、プレイはできなくなってしまいました。
レトリフリークでは、本体にセーブデータを保存することができます。しかもそのデータをマイクロSDカードにバックアップをとることもできるんですね。すごいとしか言いようがありません。
電池切れの心配がないので、セーブデータを長く保管することが可能です。冒険の書が消える心配がなくこれで解決します。
ちなみにセーブができるのはすべてのゲームです。元からパスワードやセーブ機能があったゲームだけではなく、やられたら最初からやり直すしかなかったゲームもぜーんぶセーブができます。
プレイミスなんて怖くない!クイックセーブで難解ステージを容易に!
プレイ中に好きなタイミングでクイックセーブをすることができ、いつでもそこから再開できます。例えばプレイ中にミスをした時に本来ならスタート地点からやり直すところを、途中クイックセーブをしておけばスタート地点に戻らずセーブしたところからすぐにやり直すことができます。
レトロゲームならではの理不尽な難解ゲームの場合でも、難しい場面の直前でクイックセーブをしておけば、どんなにミスをしてもゲームオーバーにならずセーブした地点から何回でもチャレンジが簡単にできるわけなんですね。
パスワードが必要なゲームもクイックセーブでボタン一つで済みます。しかもセーブデータはゲームごとに99個まで保管することが可能なので、こまめにセーブデータをとっておけばお好きなセーブデータから何回でも再開することができます。
昔、どうしてもクリアができなくて挫折を味わったあなたが、最も悔しいと思ったあのゲームをクイックセーブ機能を存分に活用して、もしかしたらリベンジを果たすことが可能になるかもしれませんね。
ぜひ、やっつけましょう。笑
レトロゲーマー向き!?標準コントローラーが同梱
レトリフリークには、USB接続の有線コントローラーが1つ付いています。レトロゲームに向いたボタン配置でプレイしやすくなっています。
私は、最初このコントローラーを使っていましたが、何と言いますか…軽すぎると言いますかおもちゃっぽく感じるんですね。十字ボタンや丸ボタンを押すとやけにパコパコ音がするというか…。
なのでUSB接続であれば大抵の他のコントローラーでも使えますので、自分に合った物を使っています。
USB接続で大人数対応や自分に合ったコントローラーでプレイ可能!
レトロフリーク本体には3つのUSB差込口が付いています。市販のUSBコントローラーが使えます。PS3やPS4のコントローラーも使用可能。私は付属のコントローラーより市販のコントローラーを使って遊んでいます。
コントローラーアダプターで純正コントローラーや周辺機器も使える!
コントローラーアダプターが同梱しているのですが、各ゲーム機の純正コントローラーの差込口が付いています。これがあればお好きな純正コントローラーを使ってプレイができます。
コントローラーアダプターで対応できるコネクター
- AV仕様ファミリーコンピューター コントローラー端子
- メガドライブ コントローラー端子
- PCエンジン コントローラー端子
- スーパーファミコン コントローラー端子
- ファミリーコンピューター エキスパンドコネクタ
周辺機器とは、各ゲーム機で当時販売していたマルチタップなどのことです。これを使っても大人数でプレイができますね。
コードフリーク機能で最強形態!難しいゲームにはこれで解決
コードフリークとは、「秘技コード」と呼ばれるパスワードを入れると、ゲーム内のキャラクターが最初からレベル最大値になったり所持金MAXや有利なアイテムが使えたり、無敵にしたりできる最強の機能です。
「秘技コード」はレトロフリーク総合サポートセンターページで無料配信で入手できます。ただしインターネット接続ができるパソコンなどやコードを入れるためのマイクロSDカードは必要です。
環境設定であなたのこだわりの設定が可能に!
ゲームをプレイしやすくするために、設定画面で使用するコントローラーに合わせてボタンの配置を変更できたり連射機能や連射スピードの調節、ゲームスピードの設定などができます。
ゲームに慣れたあなたにならおわかりかと思いますが特にボタン配置は重要ですよね。設定画面であなたお好みのカスタマイズに変更して楽しくプレイしましょう。
レトロフリーク最大とも言えるインストール機能の秘密を紹介!
インストール機能とは?
さて、ここまででもレトロフリークの魅力はたっぷりお伝えしましたが、11機種の役割を果たすことと同等の、いえいえ、それ以上とも言えるレトロフリーク最大の機能があります。
それは「インストール機能」です。
かつて、従来のレトロゲーム機は専用のカートリッジを差し込んでいる間だけ、そのゲームを遊ぶことができました。レトロフリークでは、差し込んだカートリッジからゲームのすべてのデータをレトロフリークの本体にインストール(書き込み)をすることで、以降カートリッジを差し込まなくてもそのゲームを遊べるようになるのです。
…意味はお分かりでしょうか。普通はゲームのカートリッジを差し込まないと遊べないじゃないですか。カートリッジなんて入れなくてもゲームが遊べるようになるんです。
手順としては、
- カートリッジをレトロフリーク本体に差し込む
- ボタン一つでインストールする
- カートリッジを抜く
これだけです。笑
インストールはほぼ一瞬で終わります。これ以降はいちいちカートリッジの抜き差しが不要でゲームデータを呼び出して遊ぶことができます。
特にファミコンなどのカセットを差し込む端子の部分は、抜き差しを繰り返して劣化が激しくなります。すると接触不良が起こりゲーム画面が汚れて映り、プレイどころではなくなってしまうんです。
ゲーム画面がちゃんと映らないと、カートリッジを抜いて再び差し直します。さらにこれを繰り返すとますます端子部の劣化が早まり、下手すると映らなくなってもう遊べなくなるんですね。
レトロフリークではこういったカートリッジの抜き差しをする手間をなくし、安定した綺麗なゲーム画面を常に映し出すことができます。
インストールしたゲームはレトロフリーク内で集約し、ゲーム機ごとにリストとして表示をします。遊びたいゲームを選びボタン一つでプレイをすることができます。
元々、現代のゲームに比べて容量ははるかに小さいのでゲームのインストールも呼び出しも一瞬です。接触不良に一切悩むことなく遊べるすごい機能なんです。
インストールするにはマイクロSDカードが必要だからね。
さっき話した著作権法でインストールできるのは、君の持ってるカートリッジだけだよ。
インストールしたゲームはインストールしたレトロフリーク本体のみで遊べるのであって、他のレトロフリーク本体にデータを移したり遊ぶことはできません。
インストールする時の注意点
確かにインストールする手順としては単純で手軽にできます。でもここで注意をしてほしいことがあります。
それは、「差し込む端子部が汚れたり劣化したカートリッジをそのままレトロフリークに差し込むな!」です。
理由はそのままだと画面に映りにくい可能性があるからです。先ほども言いましたが、何十年もの前のゲームカートリッジの端子部は、長年の放置によって激しく汚れていて劣化しています。100%近くの確率でほとんどの端子部は古く劣化しているでしょうね。
手軽にインストールができるからだと、安易に差し込んでもし映りが悪かったら、また差し込みし直すでしょう?こんなのばっか繰り返したらカートリッジだけじゃなく、レトロフリークの差込口までもが痛んでしまい、損傷を起こします。
損傷を起こせばせっかくのインストールができなくなってしまう可能性が出てきます。なので、それを解決する方法はカートリッジ端子部の掃除が必要です。
端子部をきれいに掃除すれば画面の映りが良くなります。接触不良も避けれます。私はいつもインストールする前はしこしこと綿棒を使って掃除をしているわけです。
カートリッジ端子部の掃除方法
掃除に必要な物は以下の通りです。
- 無水エタノール(アルコール)
- 接点復活スプレー
- 綿棒(汚れがわかるように白いもの)
- キムワイプ または ティッシュペーパー(できれば起毛やクズが出にくいキムワイプが〇)
無水エタノールや接点復活スプレーはネットなどで購入ができます。検索すれば出てきますよ。
では掃除の手順を解説していきますね。とっても簡単です。
- 綿棒に無水エタノールを浸して、カートリッジの端子部に縦方向にこするように磨く。端子部の金属部の縦長に合わせて磨くのがコツです。横にガーガーこすると傷が怖いので強すぎない程度で綿棒で汚れを取るようにこすってください。
- 綿棒に無水エタノールを浸しすぎて雫が垂れるようでしたら、キムワイプやティッシュペーパーで少し拭き取ってください。
- 1はしっかり両面こすること。
- 綿棒に接点復活スプレーを付けて、同じカートリッジの端子部に縦方向に磨く。(動作は1と3と同じ)
- しばらく乾かして終了
ここまでできればレトロフリークの差し込み口に掃除したカートリッジを入れてインストール開始です。めんどうだけど簡単なので必ず掃除をしましょうね。ここだけがんばってインストールさえできれば、もう差さなくて済むのですからぜひ、やってみてください。
掃除か…めんどくさっ。でもカートリッジって絶対綺麗じゃないし映ってくれないと困るしね。あとで遊びまくるためにちゃんとしようかな。
40代にして懐かしいゲームをプレイ体験!昭和のゲームが令和に復活!
せっかくなのでレトロフリークの機能を味わうために1本のゲームをプレイしてみました。もちろん掃除をしたカートリッジでインストールをしたゲームです。いきますよ~。
「スーパースターフォース 時空歴の秘密」をプレイ!(ネタバレなし)
1986年11月11日にテクモから発売した、ファミリーコンピューター用のシューティング&アクションRPGゲームに挑戦しました。
前作はハドソンが発売した「スターフォース」でしたが、スーパースターフォースはその続編。シリーズの発売が制作会社をまたぐことは今では考えられないですが、それほどスターフォースは人気ゲームでした。私もよく遊んだ経験があります。
スターフォースは縦型シューティングのみでしたが、スーパースターフォースは縦型シューティングに加えてダンジョン探索をするアクションもあります。道中、貯めたお金(このゲームではタイムと呼びます)を使ってアイテムを購入してキャラクターや自機を強化するRPG要素もあってちょっと変わっていますね。
このゲームはマルチエンディング方式を採用していて、条件を満たさないと真のエンディングを見ることができません。条件を満たさないまま最終ステージをクリアしてしまうとバッドエンディングになり終了です。
というわけでプレイスタートです。
あまりにも過酷なゲームシステム
このゲームは、ゲームオーバーになってタイトル画面からスタートボタンを押すだけでコンティニューは可能です。それまでに集めたアイテムやゲームの進行度を引き継ぐことができます。ただタイムは0に戻ってしまうのでまた一からコツコツと貯めていくしかありません。
しかもセーブ機能やパスワード機能はまったくないので、電源を切ってしまったらすべて消えてしまうので、クリアを目指すなら電源を入れたまま最後まで進むしかなくて、スタートからクリアまで相当な時間がかかるのが難点です。学生やお子さんならともかく、忙しいサラリーマンには不向きなゲームです。
でも当時のファミコンのゲームではこういったシステムはざらにあったんですよね~。でもせめてパスワードくらいは付けてほしいものですよ、ほんと。クリアする頃にはフラフラしてそうです。笑
しかし、今回はレトロフリークを使って挑戦するので疲れたらクイックセーブをして翌日でも続きからプレイができます。もうこの時点で最高ですよね。
ささ、プレイは続いていますよ~。
レトロフリークだから攻略がしやすい!!
空中戦はシューティング面ですが謎解き要素があるので、条件を満たすと地上にダンジョンの入り口が出現します。そこへ自機を持っていくと地上戦、アクション面が始まります。最深部にはボスがいて倒すと「時の秘石」を獲得します。
これを各ステージにある7つすべての時の秘石を集めることがメインの目的です。7つ集めるとラスボス「ゴーデス」の秘密が明らかになります。
とは言ってもダンジョンは後半になるにつれて難しくなります。特にボスが撃ってくる弾が大量なので避けながら攻撃しなければいけないし、最終ダンジョンは入ってるだけで貯めたタイムがみるみる減っていく過酷さです。でもこまめなクイックセーブでどんどん進んでいきます。
7つの時の秘石をようやく集めて最終ステージの門が開きました。最高難易度のシューティング面です。入った途端、敵の弾幕で雨あられの猛攻です。
ここが一番しんどかったです!避けるのが精いっぱい。10秒ももたなくてすぐやられます。しかもクイックセーブをする暇がないくらい敵の攻撃がひどいです。
少し進んで「クイックセーブしなきゃ…!」と思っている間にやられます。笑 もうめちゃくちゃですよ。当時のユーザーはクイックセーブなんてなかったんですから本当にこれでクリアできた人いたのかな??笑
とにかくちょっと進んだら隙を見てクイックセーブ、さらに進んでクイックセーブ、少しずつでも進むしかありません。
き、鬼畜じゃん…。
普通にプレイしていたらどのくらいゲームオーバーになっていたのでしょうね。
そして…ようやく最終地点に到達してクリアできました。すべての条件を満たしたので真のエンディングを見ることができました。
おそらくこのゲームも途中で挫折した人はかなりいたのではないでしょうか。私もその中の一人でした。
セーブ機能もなくパスワード機能もない。あるのはコンティニューだけ。でも一度電源を切ってしまったらすべてがパー。理不尽極まりないゲームですが、だからこそレトロフリークがあるといいんですね。一体何回クイックセーブをしたのか。笑
でもおかげでレトロフリークの良さはこれで証明ができましたよ。今、体験談でレトロフリークの機能のほんの一部を紹介しただけですが、今回お話したいろいろな機能はぜひ、あなたにも使ってほしいです。楽しくゲームをやりましょうね。
まとめ
レトロフリークの機能を一覧にまとめました。
インストールの手順は以下の通りです。
- カートリッジをレトロフリーク本体に差し込む
- ボタン一つでインストールする
- カートリッジを抜く
カートリッジ端子部の掃除に必要な物
カートリッジ端子部の掃除手順は以下の通りです。
- 綿棒に無水エタノールを浸して、カートリッジの端子部に縦方向にこするように磨く。端子部の金属部の縦長に合わせて磨くのがコツです。横にガーガーこすると傷が怖いので強すぎない程度で綿棒で汚れを取るようにこすってください。
- 綿棒に無水エタノールを浸しすぎて雫が垂れるようでしたら、キムワイプやティッシュペーパーで少し拭き取ってください。
- 1はしっかり両面こすること。
- 綿棒に接点復活スプレーを付けて、同じカートリッジの端子部に縦方向に磨く。(動作は1と3と同じ)
- しばらく乾かして終了
以上です。楽しいレトロゲームライフをお過ごしくださいね。