妊婦さんは、お腹が大きくになるにつれてしゃがんだり、かがんだりする動作が取りづらくなってきます。
毎日の生活ですら、移動すること、動きながらの作業自体が大変になりますがその動作を取り入れたお風呂掃除をするというのは、妊婦さんからするとなかなか負担になりますよね。
お風呂は、シャワーを使うことによって床が濡れているときもあるので大変、滑りやすくなっており非常に危険です。
では、妊婦さんがお風呂掃除をする際に気を付けるべきことを紹介します。
そもそも、お風呂掃除自体を実施しても良い?
お風呂掃除自体は、実施しても良いです!しかし転倒のリスクが多くなったり無理な体勢を取らざるを得ない状況になってしまうので身体的な負担がかなり大きいと言えます。
掃除をするにあたって注意するポイントを挙げてみますね。
床が、濡れていないか確認をする
床掃除をするとき以外は、自分の足元が濡れていないか確認をする必要があります。滑って、お風呂の中で転倒してしまうと危険な為です。念入りにチェックをしてからお風呂掃除を開始しましょう!
掃除をするのであればなるべく短時間で済まして身体を休ませる
「汚れが気になる」「念入り掃除したい」という強い責任感の現れから自分が想定していた時間を大幅に上回って掃除をしていた、ということもあります。
ただでさえ、いつもと同じ時間の掃除をしていたとしてもお腹が大きくなっており、身体にはかなりの負担がかかっております。
自分が、疲労を感じていなかったとしても休憩は必要です。また、疲労が過度にたまらないように調整するように心がけた方が良いので負担にならない程度に、お風呂掃除をしましょう!
入浴中に風呂掃除をすることもできる!
入浴時であれば、身体がシャワーの水に濡れてしまい、着替える必要もないですよね。身体が水で濡れてしまった場合に、着替える負担が減ります!
ただ、お風呂用洗剤を使用するときに、身体に跳ねていないかは注意する必要があります。洗剤が身体に触れると、肌荒れが起こってしまう可能性があり衣服を身に付けていないときに、お風呂用洗剤を使用する際は、充分にご注意ください。
お風呂グッズの見直しが必要!
お風呂の掃除を安全に、負担を軽減させながら行うには掃除グッズを見直してみるのが良いでしょう!
柄のついたスポンジブラシ
掃除をするときは、柄の長いものを使用しましょう!浴槽の中を掃除するときに、かがみこむことによって身体へ負担がかかります。
床自体を掃除するにも、柄が長いスポンジブラシを利用することによってしゃがむ負担が軽減されますよね!
お風呂専用の椅子
お風呂で使う椅子に座りながら、床掃除をすれば安全に掃除できます!転倒防止だけではなく、かがむことによって腰への負担が軽減します。安全にお風呂掃除ができますね。
洗剤を使用する際、注意点はある?
臭い強い洗剤は少し注意が必要になります。特に塩素系の洗剤である「カビキラー」に関しては非常に強いにおいになりますよね。
妊娠中は、ホルモンバランスの乱れがありますので強い臭いをかぐことによって、気分が悪くなってしまうことがあります。
気分が悪くなってしまったことによって、体調が崩れてしまうと食欲不振に陥ってしまう可能性があり、お腹の赤ちゃんに充分な栄養が行き届かないということに発展しかねません。
かといって、お風呂に突如、発生した黒カビを放置するわけにもいきませんよね。そういうときは、ご主人にお風呂掃除をお願いしてみるのが良いでしょう!
お風呂の掃除を当番制にしてみる!
家事はひとりで行うものではなく、分担することによって身体的にも精神的にも、たいぶ楽になります!
一番良いのは、ご主人にお風呂の掃除をやってもらうことですが仕事が忙しかったり、疲れているときもありますよね。
お腹が大きくなった時期だけは、ご主人に「1週間のうち〇曜日はお掃除をお願い!」と伝えてみるのが良いでしょう。
先ほど述べた、黒カビの掃除のみをお願いするというのも妊婦さんにとっては、かなり有難いですよね。
掃除をしてもらった後には、しっかりとお礼を言うことによってより一層、お互いに協力し合える関係性も構築できます!
出産後に育児をしているときに、いずれはどこかで協力してほしい場面がくるので家事を分担することによってお互いに助け合って生活をし始められると毎日が過ごしやすくなりますね。
まとめ
お風呂グッズを見直すことによって、身体への負担を軽減することができたり安全にお風呂掃除をすることができます!
今までのやり方で、妊婦さんが家事をするとなるとやはりどこかしらで「大変だな」と思うところが必然的に出てきますよね。
しかし、赤ちゃんを身ごもっている以上、自分自身だけでなく赤ちゃんを守ることも必要になってくるので家事をする上で大変なところはお風呂の掃除グッズを見直したり、掃除を分担して協力し合いましょう!
ご主人と家事を分担することによって負担の少ない生活になるように工夫して生活のしやすい毎日を過ごしていきましょうね。