蚊の発生源は室内ではなく外?生まれる場所から室内侵入経路まで解説

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夏の厄介生物「蚊」。
夕方になるとどこからともなく現れることが多いですね。

網戸できっちり隙間なく蚊の進入路を防いでいるにも関わらず、室内に現れる蚊。
この蚊は室内で発生しているのではないのです。
外から入ってくることが多いのです。

蚊の生まれる場所や侵入経路を調べました。
夏の蚊対策の参考にどうぞ。

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蚊はどこから生まれるのか?植物は間違い!答えは水がある場所ですよ

ボウフラが生息していそうな水たまり

蚊がどんな一生を送るのかというところから話を始めましょう。
それがわかれば、蚊がどこで生まれるのかがわかります。

蚊はハエ目糸角亜目カ科に属する昆虫です。
世界には約25003000が存在し、うち日本には100種程度います。

人などの血を吸う吸血昆虫であり、
種によっては各種の病気を媒介する衛生害虫です。

蚊は一生のうちで「卵→幼虫→蛹→成虫」と完全変します。
卵はヤブカ類で水際に、オオカやハマダラカ類は水面にばらばらに産み付けます。
イエカ類は水面に卵舟と呼ばれるボート上の卵塊を浮かべます。
どちらも数日のうちにふ化します。

産み付けられた卵や幼虫は産卵誘因フェロモンを出していますので、
卵や幼虫がいる水は他の蚊も産卵しやすいです。
また特定の最近も蚊の産卵誘因物質を産生しています。

卵からふ化すると「幼虫」になります。
ボウフラと呼ばれているものです。
全身を使って棒を振るような泳ぎ方をすることから、
古名の「棒振り」「棒振り虫」がなまって「ボウフラ」となったと言われます。

生息場所は主に流れのない汚れた沼や池です。
しかし一部の蚊はきれいな水を好んだり、
水溜まりや水の入った容器などのわずかな水でも生息することができる種がいます。

水田は蚊の生息地としては重要な場所です。
また海水でも生息することができる種類もいます。

次は「蛹」になります。オニボウフラと呼ばれることもあります。
この蚊の蛹は他の昆虫の蛹と同じくエサは食べませんが、幼虫と同じくらい活発に動き回ります。

その後「成虫」となります。
吸血昆虫「蚊」の成虫です。

蚊は水と切っても切り離せない一生を過ごすのがわかりました。
では、その蚊は私たちの生活のどこで生まれるか?

稲が植えられるために水が張られる田
キッチンと繋がっている下水溝、そして空き缶です。

室内に観葉植物を置くと蚊が繁殖しやすいと言われていましたが、
それよりもキッチンが繋がる下水溝や空き缶のほうが蚊を発生させます。

部屋にいる蚊は一体どこから来るのか…?侵入経路を解説します

室外機

では具体的に蚊の侵入経路を解説していきます。

1)玄関

玄関ドアは閉め切っているのに入ってくる蚊。
どこからかというと、郵便受けからです。
ドアに郵便受けがついているならその隙間から入ってくることが考えられます。

2)窓

窓が半開きになっていると窓と網戸の間に隙間ができてしまい入ってくることがあります。
きっちり閉めているつもりでも窓と網戸のわずかな隙間を蚊は逃しません。

3)換気扇

換気扇を回しているときは室内の空気を外に排出しているので蚊は入ってきませんが、
止めたら換気扇の蓋の隙間から入ってくることが可能です。

4)排水溝

排水管には通常トラップと呼ばれる、
配管の中に水が溜まる仕組みになっているものが使われます。
しかし、風呂や洗濯機の下水管などトラップのないものの場合は
ここから蚊が入ってくることもあります。

5)エアコンのホースと壁の隙間

エアコンは水を屋外に排出するためにホースが出ています。
通常は隙間なく工事されていますが、ここに隙間が出来ている場合もあります。
その隙間から蚊が侵入してきます。

6)排気口

マンションの部屋で見かける排気口は湿気がこもらないように通常は開けておきます。
この排気口の穴から蚊が侵入します。

まとめ

毎年悩まされる蚊ですが、
部屋で蚊に刺されないようにするためには、
まず蚊の侵入をできる限り阻止することが大事です。

侵入経路もわずかな隙間からとなりますので、
隙間は埋めるなどのできる限りの対策をしましょう。

それでも室内に蚊がいるときは蚊のいる場所を把握したうえで、
殺虫剤などを使用するのがベストだと言えます。

あまりにも毎日蚊がいるとなると、
殺虫剤より蚊を寄せ付けないスプレータイプの薬剤を使用することもおすすめです。

ホームセンターで殺虫剤の特設コーナーも設けられると思いますので、
最新の情報を仕入れて快適な夏を過ごしましょう。

生活
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この記事を書いた人

2人の男の子を持つただのパパリーマン。朝活に目覚め家の雑用や趣味、ブログに奮闘しています。
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