食欲の秋に打ち勝つために、
「運動の秋」「ダイエットの秋」と銘打って頑張っている人も多いと思います。
女性はいつでもダイエットに余念がありませんよね？
そんなあなたに、
本日はカロリーの低い調味料とそのレシピをお伝えします。
また、管理栄養士の私が考える
「ダイエットにおすすめの調味料」もご紹介します。
ダイエット指導の実績としては体重を6か月で半分にし、
肥満度1⇒標準体重とした人に使った知識となります。
現代栄養学と古典栄養学でのカロリーの考え方からのおすすめとなりますので、
少し調味料の見方が変わるかもしれません。
ダイエットでも食べられる調味料の種類が増えますので、
是非最後までお読みくださいね。
調味料の低カロリーランキングBEST5を紹介！痩せる効果はある？
調味料といってまず思いつくのは、
醤油、塩、味噌、砂糖、酢などだと思います。
「さ・し・す・せ・そ」と言われるものです。
では、ダイエットに最適の低カロリー調味料はというと
第5位 味噌
大さじ1杯（味噌汁1杯分）で40キロカロリー
第4位 砂糖
大さじ1杯（約９ｇ）で約35キロカロリー
第3位 酢
大さじ1杯で25.1キロカロリー
第2位 醤油
大さじ1杯で13キロカロリー
第1位 塩
大さじ1杯で0キロカロリー
カロリーで見ると、
この5つだと塩が一番低カロリーということになります。
そのほかにも、ソースやポン酢、マヨネーズ、ドレッシングなどもありますが、
基本的にこれらの調味料は「さ・し・す・せ・そ」の5つに比べると
高カロリーとなります。
なぜなら、この5つプラス油を合わせて作られているからです。
しかし、ダイエットはカロリーだけ見ていると
危ないダイエットとなることがあります。
なぜなら、体内の水分バランスが崩れる可能性があるからです。
塩は低カロリーだからとガンガン使うと
「身体に水分をため込んでしまう」ことになります。
塩や水分と結びつきやすいからです。
喉も乾きますしね。
さらに、高血圧や慢性疾患を引き起こすこととなり、
ダイエットどころの話では無くなります。
また、同じ理由で醤油も塩分と水分により身体はむくみます。
せっかくダイエットと思っても、
むくめば体重は増えてしまいます。
そして、最近わかってきたことですが、
砂糖も水分と随分と仲良しであることです。
砂糖1ｇ当たり４ｇの水と仲良くできるそうです。
なので、砂糖を摂りすぎるとカロリーも高くなりますが、
水分も増えますので、体重は増加します。
ダイエットは身体の細胞から変えていかないと
「また元に戻る食事」を要求するようになります。
細胞レベルから変化させていかないとダイエットの成功はありません。
今でも信じている人が多いと思いますが
「油=体脂肪になる」、これ間違っているのですよ。
食事から「良い油」を摂取すると、
身体の中では次のことが起こります。
良い油というのは
・ごま油
・オリーブオイル
・えごま油
・魚油
など、健康に良いと言われている油となります。
油は食事で摂取すると
「内分泌系のホルモンの材料」「体細胞の細胞膜の材料」となります。
簡単にいうなら「新陳代謝の材料」となるのです。
だから、低脂質や油抜きのダイエットでは
身体の中が古いままの状態となります。
油を敵視してはいけません。
ノンオイルドレッシングがダイエットに良いといって
使っている人もいると思います。
しかし、そのノンオイルドレッシングの材料を見たことありますか？
油を使わないと風味が足りないものとなります。
その風味を何で足すか？
それは果糖ぶどう糖液糖などの砂糖類です。
砂糖をかけて野菜を食べていると思うと、
少し怖いと思うのは私だけでしょうか？
油の敵視は日本人のダイエッターに多い考え方です。
今日から実践したくなるカロリーが低い調味料を使ったレシピを紹介！
カロリーが低い調味料のランキングを紹介しましたが、
この調味料を組み合わせて作るのが今時の調味料類となります。
低カロリーと呼ばれるものを組み合わせると「低カロリー調味料」、
油を加えると「高カロリー調味料」となります。
一般的にソースや油脂を使ったドレッシングは高カロリーですが、
酢と醤油でできたポン酢などは低カロリーです。
おすすめは「ポン酢」を使ったレシピです。
1.キノコのポン酢炒め
（材料） 3人分
お好きなキノコ 3パック
ごま油 大さじ1/2
ポン酢醤油 大さじ2
すりごま 大さじ1
仕上げのネギ 適量
（作り方）
ごま油で、キノコを炒めます。
キノコがしんなりしてきたら、
ポン酢醤油、すりごまを入れて炒め、
汁気が無くなったら出来上がり
ネギを散らして、彩りよく
2.キノコのバターポン酢炒め
（材料）2人分
お好きなキノコ 2パック
大葉 2枚（刻んでおく）
有塩バター 10g
ポン酢醤油 大さじ1と1/2
塩コショウ 適量
（作り方）
バターでキノコを炒めます。
しんなりしてきたらポン酢醤油、
塩コショウで味を調えます。
大葉を散らして彩りよく
このような、きのことポン酢を合わせたレシピがおすすめです。
簡単にとてもおいしい1品となりますので、
ダイエットにおすすめです。
まとめ
昔はダイエットといえば
「低カロリー」に抑えて食べることをすすめていました。
よって「揚げ物」は食べられない！
マヨネーズなども使えない！と言われていましたが、
現代栄養学では「揚げ物でもマヨネーズでも使ってよい」となっています。
ダイエットにおすすめの食べ方を最後にご紹介します。
1.タンパク質（魚・肉・卵・豆腐・大豆など）は
手のひらの大きさくらい
2.野菜は両手を水をすくう形にした手のひらに乗るくらい
3.炭水化物（ご飯、麺、パンなど）は
1回の食事ではグーの大きさくらい
4.良質な油を適量摂る
5.豆・ごま・海藻・野菜・魚・キノコ・イモを積極的に摂る
6.発酵食品（納豆・ヨーグルト・鰹節・味噌・醤油など）を2種類以上摂る
などです。
カロリーよりも食べ方です。
最新のダイエット情報で太りにくい身体を手に入れましょう！
