キッチンの排水溝を掃除するのは、結構ためらってしまいますよね。
「においがきつい」「汚いイメージ」「ぬめっているし、出来れば触りたくない」という理由で、なかなかやりたくない人が多いです。
しかし、排水溝の掃除を疎かにすると、悪臭が漂ってしまったり、詰まってしまったりと衛生上、良くない問題が発生します。
お料理をするのであれば、清潔なキッチンで食材を取り扱いたいですよね。
今回は、排水溝の掃除方法を紹介いたします。
排水溝の汚れは何がある?
では、排水溝にはどういった汚れがあるのでしょうか。
排水溝が詰まってしまうものを挙げてみましょう。
料理で使用する野菜の皮
野菜の皮をピーラーで向いた際などに、袋へ入れず排水溝へ全て流してしまうといくら排水溝ネットを引いていても、生ゴミが蓄積されてしまいます。
その為、排水溝へ水が流れづらくなり、結果的に詰まってしまいます。
油
油がこびりついて排水溝へ溜まってしまいます。野菜炒めに小さじ2の量を使用した場合でも、徐々に排水溝へ溜まってしまいます。
また、古い油がどんどんこびりついていくと、落ちづらくなってしまいますよね。掃除をしなかったことによって、排水溝が詰まってしまい詰まりが直らない場合には専門業者を呼ばなければなりません。
急遽、専門業者を呼ぶとなるとなかなかの出費になってしまうことがあります。油が落ちづらくなって溜まることがないように、定期的に掃除をしていきましょう!
排水溝を掃除するときに必要な掃除道具
排水溝を掃除するときには下記を準備していきます!
塩素系漂白スプレー
ぬめり、雑菌を除去することができます。液体タイプと泡タイプと様々ありますが、泡タイプは汚れに密着するので汚れを落としやすいです!
歯ブラシ
細かい隙間を歯ブラシで掃除していきます!
ゴミ手袋
排水溝には雑菌がある為、手袋を利用します。衛生面を考慮しております。
スポンジ
排水溝のトラップなどをスポンジでこすり落としましょう!
排水溝の掃除方法
- 排水溝カバーを外し塩素系漂白剤でスプレーをして洗浄する
- ゴミ受けから、排水溝ネットを外してから、塩素系漂白剤をスプレーする
- スプレーをして20分放置したら50℃程度のお湯、または水で洗い流す
※もし、それでも落ちていない汚れがあった場合は、歯ブラシでこすり落とす
掃除をする頻度としては週に1回となります。
しかし、自炊をしたその都度、掃除をした方が流れてしまった生ゴミや油をすぐに除去することができます。
排水溝の汚れがたまらないようにするには?
では、具体的に何をしていく必要があるのでしょうか。
排水溝へ汚れがたまらないようにする方法を挙げました!
キッチンに三角コーナーを置く
三角コーナーを予め配置することによって、排水溝へ生ごみを捨てるのではなく排水溝とは別の場所に、まとめて捨てることができます。
ゴミ袋がキッチンに置いてない状況だと、やはりゴミは排水溝ネットがセットしてある排水溝へ捨ててしまいがちではないのでしょうか。
しかし“どうせ排水溝ネットは、キャッチしたごみを含め、いつか捨てる“ことになりますがキャッチしたゴミが多すぎると悪臭にも繋がります。
キッチンにゴミ袋を置く
キッチンの排水溝を汚さない為に、生ごみを捨てる専用のゴミ袋を置くことによって、排水溝の水が詰まってしまうことを防げます。
これは習慣化してしまえば、簡単に管理できますね。
お皿に、こびりついている汚れは、拭き取ってから洗う
例としては、カレーを食べた後のお皿はティッシュかキッチンペーパーでお米やカレーをふき取ってから、洗剤を付けたスポンジで洗った方が良いです。
お皿に付いているカレーが、排水溝を詰まらせる原因になる可能性があります。排水溝ネットを取り付けさえしておけば、ネットへこびりつかせることができます。
気づいたら、さっと拭き取るようにしましょう!
ぬめり対策
排水溝のぬめり対策としてアルミホイルが有効活用できます!
アルミホイルの性質を利用したもので、効果としては“ぬめり対策”の他に“抗菌効果”もあります。
方法としては
〇排水溝ネットに丸めた2~3cmのアルミホイルを常に入れておく
この1点のみです!
物凄く簡単に準備ができますよね。
どうして、これだけでぬめり対策ができるのかと言うとアルミホイルは水と作用することによって金属イオンが出てきます。
発生した金属イオンによって、汚れの分解をより早く進める作用がある為です!少しでも工夫をして、普段から汚れが排水溝へ付きにくい環境に整えることが重要です。
触りたくない排水溝を掃除する気持ちに変える方法
ここまで排水溝の掃除方法をお伝えしましたけど正直触りたくないですよね笑。
ちょっと放置しただけですぐ汚れがこびりつくし臭いもしてきます。どうしたらいいのでしょうか。
かといってこのまま放っておいて悪臭に耐えれればいいのですが我慢できますか?
「汚いし臭いのはいやだ!!!」
と、少しでもそう思ったら拷問に耐える気持ちで挑むしかないですよ。一度掃除してしまえばすっきり綺麗になります。
先ほども言いましたがゴム手袋は必須ですよね。あとマスクをして臭いを嗅がないようにするしかないです。それか息を止める!笑
あとは三角コーナーである程度のゴミをキャッチし、排水溝へ流れる前にそこそこの汚れを取り、アルミホイルでぬめり対策をしてしまえば大丈夫です。がんばってやってみましょうね。応援します!
なんか無責任なコメントだけど結局そんな感じで掃除するしかなさそうだね。
でも今回の記事でいろいろ対策を紹介したから騙されたつもりでやってみてね。でも本当に「騙されたー!」っていう苦情は受け付けないからね~!
まとめ
お料理をするキッチンは、清潔な場所として利用したいですよね。今回は、汚れが溜まりがちな排水溝の掃除方法を紹介しました。
自炊をする人は特に汚れが溜まりやすくなってしまいます。ですが、放置することによってより悪臭を放ったり、ぬめりが落としにくくなってしまい不快感のあるスペースとなってしまいます。
常に清潔な場所にするには、排水溝の掃除は欠かすことができないため、定期的に掃除を実施する習慣をつけていきましょう!