節分の豆が売ってない!?代用の可否やアイディアを紹介!

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お正月が過ぎたらすぐに節分がやってきます。

12月から5月までは
毎月何かのイベントがある!といっても良いですよね?

今日はそのイベントの中の2月の行事である節分について
お話ししようと思います。

なぜ、節分の豆まきは炒った大豆を使うのか?
起源は大豆に宿っている穀霊で邪気を払うからと言われます。
もし大豆が売っていなかった場合、代用可能であるとも言います。

節分の起源や大豆を撒く理由、
大豆の代用豆について詳しく紹介します。

 

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豆まきはなぜ大豆で行われるようになったの?その起源を解説!

皆さんは「節分は何の行事ですか」と言われて答えられますか?

節分は「雑説の一つで、各季節の始まりの日の前の日」のことです。
つまり、春の前だけでなく、
夏にも秋にも各季節にあるのです。

しかし節分といえば、
現在は「春の前の日」を言います。
これは江戸時代以降にそのようになったそうです。

節分で豆をまくのは
「邪気」が季節の変わり目に生まれると信じられていたためです。

今でも「木の芽の芽吹く時期は…」と
何かにつけて言われることが多いと思います。

犯罪が多くなるとか、病気が悪化するとか、
お年寄りが言うこともあると思います。

その邪気を払うための悪霊払いの行事が節分の元です。

節分には「鬼は外、福は内」の掛け声とともに「煎り大豆」をまきます。
これの由来伝説は『壒嚢鈔(あいのうしょう)』と呼ばれる
室町時代に編纂(へんさん)された辞典に以下のような記載があります。

「宇多天皇の時代(867年ー931年)、
鞍馬山の僧正が谷と美曽路池の橋にある石穴から鬼が出てきて都を荒らすのを、
祈祷し、鬼の穴を封じて三石三升の炒り豆で鬼の目を潰し、災厄を逃れた」

豆は「穀物には生命力と魔除けの呪力が備わっている」という信仰と、
語呂合わせ「魔・目(豆)」を鬼の目に投げつけて
鬼を滅する「魔滅」に通じると言われ、
鬼に豆をぶつけることにより、邪気を払い、
一年の無病息災を願うという意味合いがあります。

そして、豆をまいた後にまかれた豆を食べますよね?
自分の年の数食べると言われますが、
その年の数は「数え年」と言われます。
数え年は生まれた年を1歳と数えますので、20歳なら21歳となります。

さらにお正月が来ると必然的に加齢します。
「え?私の誕生日は12月なんだけど」と思われた人もいるでしょう。

それであっても数え年ならお正月になるとプラス1歳です。
一つ多く食べたほうがいいとも言われている地域があると思います。
身体が丈夫になり、風邪をひかないと言われます。

 

節分の豆は代用しても大丈夫?代用におすすめの豆も紹介!

節分でまく豆や食べる豆の代表は大豆ですが、
大豆だけしかダメなのでしょうか?

節分の時期に買いに行くのが遅くなると、
目的とする炒り大豆がなかったりもしますね。

そんな時は、炒り大豆でなくても良いのです。
実際に日本の一部地域では「落花生」をまく地域が存在します。
北海道、東北、信越、鹿児島、宮崎です。

殻付きのピーナッツである「落花生」がまかれるって
不思議なことだと思われますが、理にかなっているのです。

北海道、東北、信越は「雪が多い地域」です。
節分の時期はまだ雪深い状態です。

そこへ炒り大豆だと拾いにくいので、
落花生のほうが良いのです。

さらに、衛生面から言っても
殻に入っている落花生のほうが衛生的であるといえます。

では、宮崎や鹿児島は南国なのに「落花生」というのは、
産地だからという理由です。

秋冬にとれた落花生なら
産地である宮崎や鹿児島は手に入れやすいでしょう。

しかし、落花生で有名な千葉県は
「大豆」で豆まきが主流なようです。
産地なら「落花生」と言われそうですが不思議ですよね?

また、落花生で豆まきをする場合、
年の数の豆の数え方は「殻」だそうです。
そう考えると落花生のほうが多く食べられますね。

最近は「福豆」と言われる砂糖のりんかけがかかっている豆や、
小さな袋に入った豆など、炒り大豆や落花生以外の選択肢も増えていますので、
自分の好みも合わせて選択して良いと思います。

鬼の目に当てて邪気を払うのが目的ですので、
無理やり炒り大豆を手に入れる必要はなく、
「手に入る豆で良い」と言うことなのです。

ただし、大豆で豆まきするにしても、ピーナッツで豆まきをするにしても、
どちらも「アレルギー」のあるものとなります。

子どもや大豆アレルギー、ピーナッツアレルギーのある人は注意してください。
症状が酷ければ亡くなる可能性も出ます。

その方は「衛生ボーロ」や「あられ」など、
自身のアレルギー発症が無いものを選んで使用してくださいね。

 

まとめ

節分の成り立ちからお話していきましたが、
節分の意味は邪気を払うことであるので、
大豆ではなくても手に入る豆で豆まきを行っても良いのです。

楽しいイベントであるはずの節分で
「あれじゃなきゃ、これじゃなきゃ」という決まりは、現代にはありませんので、
子ども達と、家族と行事を楽しみましょう。

生活
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この記事を書いた人

2人の男の子を持つただのパパリーマン。朝活に目覚め家の雑用や趣味、ブログに奮闘しています。
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