封筒貯金術のやり方!項目ごとに増やし管理するテクニックを教えます

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お金の管理に悩む女性
お金の管理に悩む女性

お金の管理方法で参考になりそうな話を聞かせてください。必要な経費の準備を忘れてしまい支払い時期に思い出して大変になることがあります。

お金の管理に悩む男性
お金の管理に悩む男性

僕は収入があまり多くなくてなんとか貯蓄はしてるんだけど、何か必要なことに使うと他のことにお金が回らなくなってしまい困っています。

普段の生活でお金が必要なことたくさんありますよね。食費に雑費だけじゃなく、保険や税金、お子さんがいるご家庭なら教育費用も必要です。

住宅などのローンを組んでいたら返済に充てるお金は必要だし、賃貸にお住まいなら毎月の家賃代は必要です。

どこにいたってお金は必要なもの。ただそれらを捻出することは大変なことです。あなたならこれまでどのようにお金を用意してきましたか?

「収入が少ないから貯金なんて厳しいよ。」「それでもなんとか出費を抑えながらやりくりしてきましたよ。」「正直、これまで貯めてきたお金を切り崩して生活をしています。」という人もいるでしょう。

私はこういう時こそ封筒貯金をおすすめします。封筒を何枚か用意をして表に必要な諸費用の項目を書いておきます。それを月々封筒ごとに貯蓄をしていく仕組みです。

当初は貯めている封筒貯金を自宅に保管していましたが、今すぐ使う予定のないお金を自宅に置きっぱなしにしていることがちょっと怖くなりましたのでやり方を少しだけ変えました。

この記事では封筒貯金をベースにして限られた収入をどのように振り分けて貯蓄していくのか管理する方法と貯金を増やすテクニックを私の体験談を元に紹介していきます。

まとめますと以下の通りです。

・私が実際にやっている2種類の貯金方法
・貯金の管理方法
・住宅ローン繰り上げ返済のための貯蓄例を公開
・「定期預金」よりも「資産運用」をおすすめする理由
・資産運用の活用と注意点

などをお話していきます。
ぜひ、参考になさってくださいね。

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「ためる貯金」と「使う貯金」の分類から項目ごとに分けるまでの流れ

「ためる貯金」とは?

当分使う予定がない、または緊急に備えて万が一のために貯めておくお金のことです。

主に「普通預金」と「定期預金」がありますが、私の場合は定期預金は使わず代わりに「資産運用」にまわしています。これについては後述します。

ほとんどの人が貯金をしていると思いますがオーソドックスでありながらも最も重要な貯金だと言えます。

「使う貯金」とは?

一言で説明すると諸費用のことです。いずれ使うつもりだけど使うためにはある程度のまとまった資金が必要、そんな時には使うための貯金、つまり「使う貯金」というのをやっています。

例えば毎年の春に払うことになる車の税金、これっていつも馬鹿にならないですよね。でも納税は私たちの義務…と言いたいんですけどいちいち高いんですよ。

このような支払う予定があるものは事前に少額ずつ積み立てをしていきます。冒頭で言った封筒貯金の出番です。いくらずつするかはあなた自身で無理のないようにします。

私の場合は月に5千円か1万円で設定しています。例えば家の火災保険のように次の更新時に支払う予定が数年後の場合は月に5千円ずつゆっくり貯めていきます。

ある家電製品が壊れかけているので買い換えのため、支払う予定がすぐの場合は月に1万円にしてペースを上げます。

5千円と1万円の区別はこのようにしていますが、人によっては「5千円も積み立てる余裕がない!」と思う場合は金額を落として月に2~3千円でもOKです。

怖いのは支払う間際になって「捻出するお金がない!」となる場合です。こうなると家中のお金をかき集めてでもお金を用意するしかないです。

そうならないように事前に計画を立てて積み立てるべきです。計画というのは、支払う時期から逆算していつ頃からいくらずつ積み立てればいいのかを決めることです。

お金が足らないからだと「ためる貯金」には手を付けないようにしたいものです。

現在、私は項目ごとの管理方法を封筒からノートに変更しました。ノートに記録をしてお金は銀行に預けてしまうので安全です。

「使う貯金」の管理方法はノートに書いたりパソコンにメモしてもどちらでもOKです。私はノートに変更してから今でも書いてまして1ページに1項目の入出金記録をとっています。この方法なら口座に一括で預金をしてもノートを見ればそれぞれの内分けが書いてあるのでわかりますよね。

ページが埋まったら別のページに続きを書いていくようにしています。わかるようにページごとに何の貯金なのかを見出しも書いています。

まずは今後何にお金が必要になるのか、をすべて書き出しましょう。その中で積み立てが必要だと思うものは使う貯金の項目に入れていってくださいね。

それともう一つ大事なことを言います。
貯金をする項目が多すぎて毎月すべてを2千円とか5千円を貯金することは普段の収入額上難しければ、月ごとに何を貯金するのかを決めてくださいね

例えば、「今月は火災保険に貯金をして来月は車の税金に貯金をしよう」という風に月ごとに項目を変えていけば、貯金ペースは落ちますがまんべんなくできるようになります。

私もそんな感じで月ごとに変えながら貯金をずーっと続けていますよ。

私の「使う貯金」の項目も教えておきますね。私は家を購入しましたので、その関係が多いかと思います。参考にしてみてくださいね。

気付く人もいるかと思いますが遊ぶためのレジャー関係の積み立ても余裕があればやってみてもいいです。

・車の税金
・車検代
・車のタイヤ代
・旅行代
・火災、地震保険更新料
・固定資産税
・飲食代(家族や友人との外食費用)
・家の設備メンテナンス費用(障子紙の貼り換えや外壁損傷の修理など)
・自分の趣味
・万が一のための資金(予備費用)
・住宅ローン繰り上げ返済

私は20代の独身の頃から「使う貯金」をやってきましたが、これで念願の九州一人旅行に行くことができましたよ。

結婚してからはいろんな意味でもう無理ですけど。笑

住宅ローン繰り上げ返済の貯蓄例

住宅ローンと無縁の方は読み飛ばしてください。

これはなかなか貯めていくのは大変ですね。人生の中で最もお金が必要だと言っても過言ではありません。

長期に渡って支払う人がほとんどだと思いますが、ゆっくり5千円ずつという積み立て方では間に合いません。

定年後も支払っていくことになる場合は毎月1万円以上を積み立てていくほうが賢明です。

これも私の事例をお見せしますね。

借入金…2100万円・35年払い
支払い開始時の年齢…42歳
毎月…1~2万円
ボーナス時…6万5千円(年2回)

毎月1万円とボーナス時6万5千円(年2回)で計算すると、年間25万円になり4年でちょうど100万円になる計算です。

倍の8年で200万円です。これを参考にしてみてください。できたら定年までに終わらせたいですよね。間に合うか間に合わないか大体でいいので確認してみてください。

もし定年までに終わるかどうか厳しい場合は毎月2万円で積み立てます。そうすると、年間で37万円で4年で148万円になり倍の8年で296万円でほぼ300万円近く貯まることになります。

これをあなたの住宅ローンの残金にあてはめてみます。どうですか?いけそうですか?金額を変えてみるのもアリです。シミュレーションを立ててみましょう。

あくまで事例ですので参考程度にとどめてくださいね。私は余裕があれば毎月2万円ですがいろいろ他の諸費用と重なる場合は1万円にしています。かなり厳しいです。

みや
みや

収入より出費の種類の方がかなり多いよね。ほんと大変。
お金の出し入れのコントロールは記録と見直しが大事だよ。

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資産運用でプロにおまかせ!放置でもできるのでおすすめ

先ほど私は「定期預金」ではなく「資産運用」をしていると言いましたが、元々は定期預金はやっていたんです。

普通預金よりも金利が高く資産を増やすことができ、安全で簡単に運用ができる特徴を持っています。

しかし昨今の経済情勢を見てみると利息で増やしていくにはあまりにも不十分だと思っています。もちろん安全性は大事なのですが、少々のリスクを持って資産を増やすことも考えたいと行き着いたのが資産運用なんです。

毎日が忙しいあなたには投資信託がおすすめ

資産運用でも外貨預金や株式投資などいろいろありますがおすすめしたいのは投資信託です。

投資信託とは、あなたのお金をファンドマネージャーと呼ばれる運用のプロに預け、代わりに投資や運用をしてもらい成果として生まれた利益を受けとることができる金融商品です。

投資信託には4つのメリットがあります。

・少ない金額から始められる
・運用をプロに任せるので何もしなくても良い
・分散投資でリスクを軽減することができる
・個人では投資しにくい国や地域、資産に投資することができる

メリットの中で特に注目したいのは、何もしなくても良いという点です。

たまに利益が上がっているのか下がっているのかを確認するくらいで普段の生活では特に何もする必要がなく手間がかからないという点は大きいです。

普段の生活が忙しいというあなたならうってつけの資産運用ではないでしょうか。私もここ3年前から始めています。

私の場合はそこそこのリスクを持って海外株式、国内株式に投資しましたが、上がり下がりが激しく価格が一時かなりマイナスまで落ち込むことがありました。

リスクが大きいとこのような危ないことがありますが、基本的に投資信託では一度投資したものは長期間、手をつけずジッと静観することが良策です。

下がった価格はいずれ上がると様子を見続けた結果、プラスに転じることができました。

最近では1年半の間におよそ100万円の利益を受け取ることができました。
リスクが大きいと、マイナスが大きければ大きくプラスになることもあるわけです。

ただ私はリスクの大きい株式に投資することをすすめません。元本割れが怖ければバランス型の銘柄もありますので、リスクを避けたい方はこちらが良いです。

それでも銀行に預けるよりはるかにおすすめです。そんな銀行こそが投資信託を扱っているんですね。気になりましたら最寄りの銀行へ足を運んでみてくださいね。

税金が取られない「NISA(ニーサ)」は是非活用しよう!

金融庁のホームページにNISA(ニーサ)の説明が書かれていましたので引用させていただきます。

通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。
NISAは、「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度です。

金融庁のホームページ内の「NISAとは?」から引用

毎年120万円までの非課税投資枠が設定されるので、この中にあなたの大切な資金を設定すれば、今後利益が出て受け取る際に税金が引かれることがないので是非活用してほしいです。

手続きもそんなに難しくないので大変おすすめです。もちろん私も利用していますよ。

「株式投資」と「債権投資」の落とし穴

最後に少しだけ難しい話をしますね。

株式投資は投資した国や企業が業績を上げ株価などが上昇した分の配当で利益を得ることができます。

一方、債権投資というのは、国や会社にたいして「お金を貸す」というイメージです。得られる利益は投資した金額による利息と、金利が下がると債権価格が上がるのでその分の配当です。

金利が低い時代ですので利回りで言うと債権よりも株式の方が高いので期待が持てます。

ただし、株式投資は元本割れを起こしやすく購入した金額を下回って損をする可能性があることを覚えておきましょう。リターンを望める分リスクも高いんですね。

債権投資にもリスクがあります。
それは信用リスクというもので、デフォルト(債務不履行)や倒産によって、国や企業に貸し付けたお金が返ってこなくなることです。

なので、債権に投資する場合はデフォルトしない国や倒産をしないような企業を選ぶ必要があります。

とはいってもそれが最初からわかっていれば苦労しないんですけどね。笑
最寄りの銀行で投資信託の銘柄がどんなものがあるのかパンフレットだけでももらってみてもいいんじゃないでしょうか。

ポイントは新しく出たばかりの銘柄に着目してみることです。どれも国や大きな企業ばかりですので簡単に倒産はないと思えるものばかりですよ。

みや
みや

資産運用をすれば必ず利益が出ることを保証しているわけではありません。
運用は自己責任でお願いしますね。

まとめ

今回の記事の内容についてまとめました。

  • 「ためる貯金」で万が一に備えて当分使う予定がない資金を貯めておく
  • 今後払う予定がある諸費用などは「使う貯金」として積み立てること
  • 「使う貯金」はノートやパソコンに、使う予定の項目別に積み立て履歴を記録する
  • 積み立て額は少額でもOK。あなたに合う無理のない金額で。
  • 住宅ローンがある人は、60歳の定年までの残り年数を参考にして毎月の繰り上げ返済用の貯蓄額を決めたほうが良い
  • 多少のリスクを背負ってもいいなら「資産運用」の方が利益は狙える
  • 非課税投資枠「NISA(ニーサ)」に設定すれば税金がかからないので大変おすすめ
  • 株式投資は元本割れリスクがあるが、伸び率を望めるので期待は持てる
  • 債権投資は信用リスクはあるが、金利が下がった時が狙い目
  • 資産運用をするなら新しく出たばかりの銘柄に着目すると良い

利益が出た時のお金の管理はホクホクしますよ。参考にしてみてくださいね。

生活
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この記事を書いた人

2人の男の子を持つただのパパリーマン。朝活に目覚め家の雑用や趣味、ブログに奮闘しています。
ボードゲームを使った知育子育てと日常に関する役立つ情報を中心に発信していきます。
パパリーマンでもがんばれるよ!ってところを見せたいです。
詳しい自己紹介はこちら
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