気温が高くなり、冷え性の方も過ごしやすくなるかと思いきや…
暑く感じるのに手足だけ冷えている!
冷房で体は冷えすぎてしまい、逆に足や脇は汗をかいている…
という暖かい季節ならではの悩みを抱える冷え性の方が多いようです。
自分の体が冷えているのか暑くなっているのか、わからなくなってしまいますよね。
夏は特に、屋外と室内での気温差が激しく体温調整が難しいです。
冷え性と汗かきは一見反対の性質に見えますが、実は深く関係があるのです。
今回は、気になる冷え性と汗かきの対策をご紹介します!
冷え性と汗かき対策を教えます!ポイントは体内温度と水分代謝
冷え性なのに汗をかくのはなぜ?
冷え性の症状は人によって様々ですが、血行不良が大きな原因の一つです。
血液は、体に熱を送る働きをもっています。
そのため血液が全身に行き渡らないと、冷えを起こしてしまうのです。
手足の先が冷えやすいのは、心臓から遠く血液が届きにくいからです。
では、冷えているのに汗をかくのはなぜでしょうか。
血行不良は熱を運べないだけでなく、代謝の悪化にもつながります。
代謝が悪くなると体内の水分がうまく入れ替わらず、溜まってしまいます。
溜まった水分がさらに体を冷やしているのです。
すると体は冷えの原因となる溜まった水分を汗として排出しようとします。
それが冷え性の方がお悩みの汗ですね!
実は冷え性の方の汗は体温低下のための汗ではなく、体温上昇のための汗なのです。
メカニズムが分かったところで、次は具体的な対策についてお話しますね。
冷え性と汗かきどちらも対策できるオススメの方法!
冷え性で汗かきという方は、冷え性自体を解消することが一番の汗かき対策になります。
冷え性の主な原因は血行不良でしたね。
血行不良の改善をキーワードとして対策を2つご紹介します。
1つ目の対策は、十分な水分補給!
水分を摂取することで、体内の老廃物が排出できます!
摂取量は毎日1リットル以上が目安です。
一般的なガラスコップが8分目まで注いで200mlほどですので
朝起きて1杯、朝昼晩の毎食1杯、寝る前に1杯でだいたい1リットル飲むことができます!
それくらいなら簡単に飲めるかも?と思えますよね。
私はトイレに行ったら、お風呂に入ったら…など自分が水分を排出したときにたくさん飲むようにしています。
1リットルのペットボトルを毎日飲み切る、という方法も良いですね!
ちなみに、水以外での水分補給も可能ですが、
飲み物によっては摂りすぎるとよくない成分もあるそうです。
ということでやはり安定は水による水分補給。
水は飽きてしまうという方は、レモン水にするというアレンジもオススメですよ!
2つ目の対策は、日常的に運動し、筋肉量を増やすこと!
せっかく水分を摂っても、しっかり排出されないと逆効果になってしまいます。
そのために必要なのが運動・筋肉です。
また、血行を良くするには、筋肉の働きが重要です。
筋肉量が増えると、代謝が上がるため体が温まりやすくなりますよ。
冷え性の女性の中には、デスクワークで座りっぱなし…という方も多いのではないでしょうか。
ずっと同じ姿勢でいると、血液の流れは悪くなってしまいます。
適度に立ち上がり体を動かして血行を良くしましょう!
特に重要なのがふくらはぎの筋肉!第二の心臓ともいわれています。
つま先で立ち、かかとをおろすストレッチは気軽にふくらはぎを鍛えられてオススメですよ。
私はキッチンで料理しながらつま先立ちしています(笑)
ふくらはぎのトレーニング用に、つま先だけのスリッパなどもありますので気になる方は使ってみてくださいね。
次は冷え性と汗かきについて注意すべきことをお話します!
冷え性と汗かき対策後に気を付けるべきこと!体質に悩まないで
冷えには水分補給が大事ですが、温度の低いものの飲みすぎには注意です。
むしろあなたの体を冷やす原因にもなります。
また、暖かい飲み物の中でもコーヒーや緑茶は逆効果になるという説があります。
カフェインには血管収縮作用があると言われていますので、ご注意ください。
いろいろな方法を試しても改善しない、別の症状もある、という場合は病院に行くことも考えてみてください。
単なる冷えと思っていても、過剰に汗が出るようなら異なる病気が潜んでいる可能性もあります。
さらに、体温が1度下がるだけで免疫力が30%低下すると言われています。
冷えやすいという体質が、今後あなたの体に多くの影響を与えるかもしれません。
体質的な問題だけではなく、ストレスが強く関わっている場合も。
心当たりがあるときは遠慮せずに、専門家に相談してみてくださいね。
あなたの症状に合った漢方や薬を処方してもらえるかもしれません。
まとめ
冷え性なのに汗かき…原因と対策は?以下のようにまとめました。
- 冷え性の原因は血行不良
- 体を温めるために発汗していた
- 水分補給と適度な運動で血流を良くしよう
- 辛いときは病院へ
辛い冷え性と汗のお悩みは、深くつながっています。
しっかり対策して、どんな季節も快適に過ごしましょう♪