お風呂の床を毎日洗うのって、大変ですよね。さっと水をかけ流して何日か放置しておくと“赤カビが発生していた!”とか“なんだか床が前よりも黒くなっている気がする”など、ちょっとした汚れを発見することがありますよね。
お風呂の汚れと言っても、色んな種類の汚れがあります。市販の洗剤で落としきれない汚れもあるので、今回はどの汚れにはどんな掃除方法が合っているのかを紹介していきたいと思います!
お風呂の床にはどんな汚れがついている?
汚れの種類としては
・黒ずみ
・黒カビ
・赤カビ
が挙げられます。
意外と、このタイプの汚れを一度は、目にしたことがあるのではないでしょうか。お風呂の中は、湿度が高いので、換気をしないとあっという間にカビてしまうことが多いです。
では、何が原因で黒ずみなどが発生してしまうのでしょうか。汚れのもととなる原因として大まかには「水垢」「石鹸やシャンプーの成分」「皮脂」と3つに分けられます。
汚れといっても一概に“これ“といったものが原因になっているとは限らないのですね。様々な成分が汚れの原因となっております。
それぞれ、汚れの落とし方が異なってくるので、どのようなお掃除方法が適しているのか見ていきましょう!
汚れに適した洗剤選び
水垢に適した洗剤
お風呂用洗剤または、クエン酸を使いましょう!水垢は「カルシウム」「ミネラル」が固まったものから、できております。これらは、アルカリ性なので酸性の「クエン酸」を使用してお掃除していきます。
ちなみに、クエン酸と聞くと「すっぱい」イメージがありますが粉末のクエン酸は無味無臭です。レモンにクエン酸が多く含まれていることからつい、レモンを思い出してしまいますよね。
石鹸カスに適した洗剤
石鹸カスは「金属石鹸(アルカリ性)」「酸性石鹸(酸性)」と2種類あります。何からできているのか説明しますね。
「金属石鹸(アルカリ性)」は石鹸+水道の成分(※金属石鹸は水に溶けないです)
「酸性石鹸(酸性)」は石鹸+皮脂汚れになります。
では、それぞれどのような洗剤が適しているのかというと「金属石鹸(アルカリ性)」→酸性洗剤、酢で落としましょう!
「酸性石鹸(酸性)」→アルカリ性のお風呂用洗剤か重曹で落としましょう!
皮脂汚れに適した洗剤
重曹を使いましょう!皮脂汚れは汗や皮脂が酸化して蓄積したものになります。弱酸性の汚れになるので、弱アルカリ性の洗剤を使って落としていきましょう!
汚れ別のお掃除方法
どんな成分の汚れかによってお掃除をする洗剤が異なります。順番に見ていきましょう!
床掃除の方法としては
◎スポンジで洗う
◎ブラシでこする
◎ラップをしてパックする(汚れを浮かす)
などが挙げられます!
結構、身近でスポンジは既に用意がある掃除道具ではないでしょうか。ラップも自炊をする上で必要なものになるので、自宅にある方の方が多いのではないでしょうか。
水垢のお掃除方法
〇クエン酸スプレーを作る
手順としては、水とクエン酸を1:1で混ぜるだけでできあがりです!
例:水(もしくは42℃のお湯 お湯だとより効果的)
クエン酸 小さじ1/2
○お掃除の手順
お風呂の床にスプレーをする→ラップで1時間程、パック→ラップを剥がして、ブラシでこすった後、水で流す
物凄く簡単ですね!できれば毎日、掃除をするのが理想ですが忙しくてなかなかできない!という方もおりますよね。
ですが、お掃除を先延ばしにしてしまい、結局お掃除をしていない・・・という一人暮らしの方もいるのではないでしょうか。
最後に床掃除をしたのは、いつですか?水垢が溜まってしまう前に汚れを落とすために1週間おきにはお掃除をするようにしましょう!
石鹸カス、シャンプーの汚れのお掃除方法
金属石鹸→クエン酸スプレーorクエン酸を撒き、水を含んだスポンジでこすり洗いをする
酸性石鹸→アルカリ性お風呂用洗剤または、重曹を使い、スポンジでこすり洗いする
こちらも非常に簡単にできますね!
ここで、注意したいのが酸性洗剤とアルカリ性洗剤を混ぜて使用すると有害ガスが発生する恐れがあります。“楽だから“”時短になる“という理由で、洗剤同士を混ぜて使うのは非常に危険なので絶対にやめてください。
それぞれの洗剤を使う場合は、水で洗剤をよく落とした後に別の洗剤を使うようにしましょう!
皮脂汚れのお掃除方法
→重曹が効きます!
こちらも、重曹スプレーをつくり、スプレーした後に1時間ラップでパックしスポンジでこすったあとに水で洗い流しましょう!重曹もクエン酸同様、無味無臭なのでお掃除する際に非常に扱いやすいです。
まとめ
意外と簡単に、お風呂の床掃除ができますよね。毎日のお掃除は、大変という方でも週に2,3回から始めてみてはいかがでしょうか?
「見た目としては、お風呂の床がそんなに黒く汚れていない」という方でも小さい範囲をスプレーしてみると案外、汚れが落ちて“実は汚かった”ということがあります。
汚いお風呂で体を洗うなんて…。想像しただけでも、嫌ですよね。