暑くなり、汗をたくさんかくようになると心配なのが脱水症状。
脱水症状は水と塩分の両方が足りなくなることで発症します。
めまいといった軽度の症状から、頭痛やけいれん、
悪化すると熱中症につながり命にかかわることも。
しかし、正しい対処によって軽度でおさえることができますよ。
最悪の事態を起こさないために!
今回は、脱水症状にオススメの飲み物と予防策についてお話します。
脱水症状を対策!オススメ3つの飲み物と飲んではいけない飲み物
ずばり、脱水症状の対処と予防に重要なのは「水分補給」!
脱水症状の対策にオススメの飲み物を紹介します。
状態の段階ごとにご紹介しますので、その時々に合わせて選んでくださいね。
脱水症状にオススメの飲み物① ミネラルウォーター
まずは、喉が渇いたかな?と感じるくらいのあまり症状がない状態に飲みたいもの!
実にシンプルですが、まず挙げられるのがミネラルウォーター。
ミネラルウォーターで大丈夫なの?と思われるかもしれませんが
基本的な水分補給は水でOKです!
自然のものを取り入れることはやはり体に良いようですね♪
脱水症状にオススメの飲み物② スポーツドリンク
気持ちが悪くご飯が食べられない、めまいがするなどの軽度以上の症状が出たら
水よりもスポーツドリンクを飲みましょう。
ナトリウムやカリウムが含まれており、汗によって失われたイオンを取り戻すことができます!
水では補えない部分ですね。
ただ一方で、スポーツドリンクは非常に糖分が多いです。
商品によっては、なんとその量スティックシュガー約11本分!(ペットボトル1本あたり)
しかしこれはエネルギー補給に加え、水分の吸収をよくするために必要なものだそうです。
炎天下でのスポーツなど、多く汗をかく機会に積極的に摂取したいですね!
私は日常的にはあまり飲みませんが、風邪をひいたときなどによく飲みます。
熱があるときのスポーツドリンクってどうしてあんなに美味しいんでしょう(笑)
脱水症状にオススメの飲み物③ 経口補水液
頭痛や嘔吐、意識混濁などより重めの症状が出た場合には経口補水液がオススメです。
ナトリウムやカリウムが含まれているのはスポーツドリンクと同様ですが
スポーツドリンクよりも含有量が多いです!
状態に応じて経口補水液かスポーツドリンクどちらを摂取すべきか選択しましょう。
ちなみに経口補水液を美味しいと感じるときにはすでにかなり脱水状態だそうです。
飲んだ際の感じ方で、自分の症状の重さを確認できますね、
続いては、脱水症状の対処や予防に適さない飲み物をご紹介します。
脱水症状になったときに飲んではいけない飲み物① カフェインを多く含む飲み物
コーヒー、紅茶、栄養ドリンクなどにはカフェインが含まれています。
カフェインには利尿作用があるため、せっかく飲んでも同じかそれ以上の水分が
排出されてしまいます。
私は仕事中によく紅茶を飲むのですが、とにかくトイレが近くなります(笑)
喉は潤っているのに無自覚に脱水状態になっているようで
そのせいか頭痛が起きてしまうことがしばしばありました。
紅茶と一緒に水も机に置いて、バランスよく飲むようにしてからは少し改善しましたよ。
あなたの頭痛も脱水が原因かもしれません。心当たりのある方は試してみてくださいね。
脱水症状になったときに飲んではいけない飲み物② アルコール
こちらもカフェイン飲料と同様、利尿作用があります。
特にビールは作用が強めだそうです。
さらに、アルコールは分解する際にも水が必要です。
お酒を飲んだにもかかわらず水を全く飲まなければ、かなりの確率で脱水症状を招きます。
二日酔いの症状だと思っている頭痛や食欲の低下なども、実は脱水状態からきているもの。
お酒を飲んだ後、できれば飲んでいる合間には水やスポーツドリンクを飲むようにしましょう。
喉が渇いたときのビールはとても美味しいものですが…
体のための水分補給も忘れずにいてくださいね。
脱水症状の改善方法に水分摂取の仕方を知らないと危険!予防策も解説
脱水症状がおきたときにオススメの飲み物と良くない飲み物をご紹介しました。
さらに、予防策についてお話していきます!
重要なのが「水分補給」であることに代わりはないのですが…
以下の2つの方法によって、さらに脱水症状の予防につながります!
脱水症状の予防策① こまめに水分をとる
「喉が渇いたな…」と感じた時点でそれは脱水症状の始まりです。
喉が渇くよりも先に、水分をとりましょう!
生活の中で、水分をとることを習慣として身につけると簡単に確実に摂取できますよ。
オススメのタイミングは
- 朝起きてすぐ(体を目覚めさせる効果もあり)
- 毎食、ごはんと一緒に
- 15時のおやつと一緒に
- 夜寝る前に
特に睡眠中は水分をとることができないので、寝る前後にはしっかりと水を飲みましょう。
脱水症状の予防策② 飲み物だけでなく食事でも水分をとる
水分補給というと飲み物をイメージしがちですが、食事でも水分はとることができます。
例えばスープなどの汁物。
あとは煮物、おひたしや生の野菜も水分を多く含んでいる場合が多いです。
1日2食しかとらないという方は、その分水分の摂取量も減っているのでご注意くださいね。
なにを食べるか決める際、水分をしっかりとれているかということも
メニューを選ぶポイントのひとつにしましょう!
まとめ
脱水症状の対処や対策について、以下のようにまとめました。
- 水、スポーツドリンク、経口補水液を使い分けて水分補給しよう
- こまめな水分摂取が脱水症状の予防につながる
- 飲み物だけでなく食事もしっかりとることが重要
脱水症状は、無自覚のうちにもおきてしまうもの。
おきてしまった際には状態に合わせた飲み物で対処してくださいね。
さらに日ごろから自身の水分摂取量を意識し、
水分不足にならないように心がけましょう!